山登り好きが一度は憧れる、であろう世界一高い山エベレスト。一度は生で見てみたい!そうは思いませんか?いざ、行こうと思ったときに、気になることが色々でてきますよね。まずは、ガイドやポーター(荷物運び)を雇わなければならないのかどうか。その疑問について、私「モト」が経験をもとにお伝えします!(本記事は2023/11/21時点での情報です。最新情報は公式HPなどでご確認ください。)
エベレストベースキャンプトレッキングとは
エベレストベースキャンプトレッキング(頭文字をとってEBCトレッキング。)とは、エベレスト登頂の際に使用する、標高5,364mの基地を目指すトレッキングのことを言います。
一般的には、ネパールのルクラという場所がスタートとなります。
ガイド、ポーターは必須?
結論から申し上げますと、ガイドやポーターを雇うことは、EBCトレッキングをする上で必須ではありません。※2023年9月末時点の情報です。
つまり、ソロでトレッキングが可能です。これは、ソロで行くことをお勧めしたい、といった情報ではありません。
時系列で気になった経緯と最終的な状況について述べたいと思います!
EBCトレッキングに関するルールに関して
【23/3/8必須との見解】ガイドとポーターについて
ソロで行きたいと考えていた私は、下記のニュースを読みました。
上記の記事の中で、気になったのは下記の文章でした。
Nepal has made it mandatory for all tourists who trek in the country’s Himalayan region to hire local assistance, officials say.
Nepal says tourists trekking in Himalayas must hire local guidesの1文目(引用日:2023/11/21)
Mani Raj Lamichhane, spokesperson for the Nepal Tourism Board (NTB), the agency behind the decision, on Tuesday said every tourist will have to hire a guide or porter through a registered trekking company.
Nepal says tourists trekking in Himalayas must hire local guidesの3分目(引用日:2023/11/21)
今年の4月から、ヒマラヤエリアをトレッキングするすべての旅行者は、登録されたトレッキングに関する会社のガイドかポーターを雇わなければならない、と書いてあります。
必須ならば仕方ないか、と思ったのと同時に、ガイドとポーターは役割が違うのにどちらか一方だけでよいのか?という疑問もありました。
ただ、この情報は3月で、まだ実際に適用される前。4月を待ってから、再度確認してみようと思いました。しかし、すぐに新たな情報を得られました。
【23/3/14やっぱり不要】ガイド、ポーターについて
4月を待たずして、下記のニュースが公開されました。
下記の文章が重要です!
“In the Everest area, solo trekkers are allowed,” said Mohan Prasad Chapagain, chief administrative officer of the Khumbu Pasang Lhamu Rural Municipality, under whose jurisdiction the Everest region falls.
Nepal ends solo trekking era. Everest region is an exceptionの4行目
「エベレストエリアに関してはソロトレッキングは許します」という見解へ変更となりました!
ちなみにですが、ネットの情報では、ガイドは1日30ドル、ポーターは1日20ドルほどかかるとされています。(高い!!)節約したい人にとっては朗報ですね。
実際にEBCトレッキングへ行った結果
実際に2023年の9月にEBCトレッキングへ行き、実情を確認しました。すでに述べておりますが、結果はガイド、ポーターどちらも不要でした!
特に、どこかでガイドやポーターはいないのか?などといった確認もなく、1人でトレッキングすることができました。私が行ったときは、およそ10%がソロでした。
入山のルールについて
一方で、EBCトレッキングをする際に必要だったルールについては下記の2点です。
ルール | 費用 |
①サガルマータ国立公園の 入場許可証の購入 | 3,000NPR |
②観光サービス手数料 (Trekカードの発行) | 2,000NPR |
上記の①、②の手続き・支払いを行います。受付場所は、ルクラ空港から出発し、15分ほど歩いた先にあります。横並びになっています。
支払いを終えると下記をもらいます。
これらは、道中にチェックポイントで提示する必要があります。トレッキングが終わるまでなくさないように注意が必要です!
このTrekカードは特に登山者の安全と、この地域の観光発展のための情報として使用するそうです。(持って帰れます!)
チェックポイントではスタッフが①を見てノートに名前などを記録し、②をスキャナーで読みこんでいました。登山届と似たような感じで、遭難したときの捜索範囲を狭める役目をしているそうです。
デジタルなのかローカルなのか、、日本でも似たようなものですが、そんな感じでした!
【参考情報】EBCトレッキングの準備に関して
私は下記のブログ情報を参考に計画を立ててトレッキングしました!非常にわかりやすく、端的です!
現状と大きく異なっている情報はありません。
最後に
安全のためにも、ガイドは雇うことがベターであることは間違いありません。標高は富士山を優に超える山域を数日歩くことになり、高山病になる危険が非常に高いです。(私は今までで一番ひどい高山病になりました(;’∀’))
何よりも健康第一です。挑戦する方法については、ご自身の責任でご判断の上、トレッキングを楽しんでください!