こんにちは。ハイキングはお好きですか?そして「パタゴニア」という言葉を聞いたことがありますか?登山用品メーカーや、有名なフィッツロイを思い浮かべる方もいるかもしれません。実は、パタゴニアは、アルゼンチン・チリの南部を流れるコロラド川以南のエリアを指す言葉なんです。この記事では、フィッツロイが目前に見えるパタゴニアの中心地「エル・チャルテン」エリアを私「モト」が実際に歩き、また歩きたいと思う、オススメの日帰りハイキングルート3選をご紹介します!※ここでは春~秋シーズンを想定しています。実際に歩かれる場合は、ご自身の体力と体調を考慮してご検討ください。
◆この記事はこんな方におすすめ!
・パタゴニアを、個人でハイキングしたいけど、コースに迷っている方
・おすすめのハイキングコースや登山ルートを知りたい方
・手っ取り早くルートを決めたい方
もし世界最南端ウシュアイアでハイキングしたいと考えている方はこちらの記事へ。
【絶景】パタゴニア南端・ウシュアイアのハイキングルート2選(ルート地図あり)
では早速見てみましょう!
パタゴニア(エルチャルテン)のハイキングルート3選
| ハイキング名 | ① Laguna Torre | ② Laguna de los Tres | ③ Mirador de los Cóndores |
|---|---|---|---|
| オススメ度 | ★★★★★(最もおすすめ) | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 絶景度 | 氷河湖+Cerro Torreの迫力 | フィッツロイ直下の大展望 | モルゲンロートが圧倒的 |
| 難易度 | 中(長距離だが歩きやすい) | 高(急登+天候の影響大) | 低(短時間で行ける) |
| 所要時間 | 6〜8時間(往復) | 8〜10時間(往復) | 1〜1.5時間(往復) |
| 出発地点(標高) | El Chaltén(約420m) | El Chaltén(約420m) | ビジターセンター裏(約430m) |
| 終了地点(標高) | Laguna Torre(約630m) | Laguna de los Tres(約1,170m) | Mirador de los Cóndores(約550m) |
| 距離 | 約18km 往復 | 約20km 往復 | 約3km 往復 |
| 獲得標高 | 約700m | 約1200m(最後の急登が厳しい) | 約120m |
| 備考 | ・ぬかるみ多めの日あり ・景色の変化が大きく飽きない ・ゴールの氷河湖が圧巻 |
・後半の急登が非常にきつい ・雪・凍結・強風により危険度UP ・黒く濡れた岩は凍って滑りやすい |
・モルゲンロートが素晴らしい ・短距離で景色が良い ・朝は非常に寒いため防寒必須 |
| 眺め(写真) | ![]() |
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実はエルチャルテンでハイキングをしようとすると、国立公園入場料がかかります。(2024/10/21より開始)
以下のサイトから予約ができます。※一部のルートのみ(上記だと②フィッツロイ、③ミラドールデロスコンドレスのみ)
①Laguna torre ラグーナトレ
この名は日本語では塔の湖と訳されますが、ゴールの湖の真正面に鋭い尖峰を持つCerro Torre(塔の山)が見えるからでしょう。
【オススメの理由】
・入場料がかからず、気軽に行こうと思える。
・所要時間に比べ高低差が300mと小さく、気軽に歩ける。
・群生の南極ブナ、氷河、尖峰、多様な景色が一度に楽しめる。
【ハイキングルート】青色

宿泊先から移動手段を考えずにハイキング、登山を始められるのが最高!


エルチャルテンの街にあるこの階段を上り、登山口へ向かいます。

この先に見える道が登山道。

かなり見づらいですが、左の地図の下側に引かれている赤い線が個のハイキングのルート。最終目的地の湖までは片道9㎞。私の軌跡と同様です。まずは2.5㎞先の展望台を目指します。

実はこの看板をよく見ておらず、初めは、最初の展望台を最終目的ににしていました。

結構あっという間に展望台へ到着。トイレがあり(あまりきれいではない)、ベンチもあり、休憩している人が結構いました。
しかし、奥に見えるフィッツロイ等々の山があまり見えず、うろうろしていると、先に(Laguna Torre)進める道を発見。まだ時間も十分あることから先に進むことに決定。

分かりやすい道をまーっ直ぐ進んでいきます。

訪れたのは2025年4月上旬。暦上は秋ですが、さすがはパタゴニア。エルチャルテンの街の標高は450m程度にもかかわらず、寒いし、雪も降る。万全の寒さ対策を。

南極ブナが一面に。皆同じ高さにそろっていて、平らさを感じます。まっすぐ塔に向かって歩きます。

湖に到着!氷が青い。
そして湖のふちにいる人の大きさと比べてみてください。氷の大きさは物置くらいありました。

写真で見返すと、湖の色キレイじゃないなあと思いました。しかし、当時は真っ先に青い氷が目に入り、衝撃を受けました。周りの景色も最高でしたよ!
【注意事項】
・ぬかるんでいる場所が多々あるので、汚れることを覚悟。
特に電波の不安はなく、常につながっている状態でした。
私は当旅行において、KKdayの以下のe-SIMを使用していました。
【総容量プラン】中南米10ヶ国 eSIM(3GB / 5GB / 8GB / 10GB)

プランは、20日間で3GBを選択。当時で4,780円でした。チリ・アルゼンチンともに快適に使用できました。
② Laguna de los Tres
さて、エルチャルテンにきたらまず歩きたいルート、 Laguna de los Tresについて紹介します!
【オススメの理由】
・フィッツロイを近くで見られる。
・来たぞ、という満足感。
【ハイキングルート】赤色
【注意事項】
・往復約24㎞とかなり行程が長い。
・累積標高1200mを超え、体力が必要。
・時期によっては登山道を流れる水が凍り、とても滑りやすい。

歩く前は、王道ルートということもあり、簡単だろうと正直なめていました💦

日の出を見ようと朝4時20分に登山口に。この手前にはチケット確認ブースがあるが、人はおらず、確認はありませんでした。
写真はないのですが、月が地球の裏側にあったようで、星空がこの上なく輝き、美しかったです。しかし、日の出も見たかったので、休憩するたびに星空を見上げていました。


これは8合目くらいの地点の登山道です。
写真で伝わるかはわかりませんが、湿って黒く見えるでしょうか?
じつは、この湿っている部分、ほとんど全部、凍っていました。
また、ここを避け、両脇を歩こうとしたり、手で体を支えようとしても、それらの岩肌も薄い氷が張っていて非常に滑り、とても危険でした。
こんな道が数十分続きます。
ケガをしないよう、ゆっくり上っているうちに日がだんだんと昇ってきました。

どうやら、晴れていた空に薄雲がかかり、日の出は見られそうもありません。慌てずゆっくり湖を目指しました。

約四時間かけて到着。フィッツロイには霧がかかっています。

それにしても、ものすごく風が冷たく、寒かったです。寒さしのぎに持ってきていたカッパを使い、朝ごはんを食べました。
寒さで湖の麓まで行く気力もなく、早々に帰路につきます。

下山中に雪が降り始めました。

猛吹雪です。しかし登ってくる人はちらほら。

登山口へ到着。雪が弱まりました。

上記のブースでチケットの確認が行われます。(登りに来た人だけを確認しているようです。)

少し時間がたつと、このような快晴に。崩れたままだろうと思っていましたが、ここまで回復するとは。。
③El mirador de los Cóndores

このルート名は、コンドルのビューポイントですが、モルゲンロートが美しかったです。
【オススメの理由】
・モルゲンロートが美しい。
・標高差は120mほどで、気軽に行こうと思える。
・最も簡単で安全なルートのひとつ。片道約30分。
【ハイキングルート】黄色

その他2ルートと比べ、短いことが分かります。このルートも入場券の確認があります。

別の日の写真ですが、当ルートにたどり着くための看板もいくつか設置されています。

上の黄色で囲まれた場所が入場チケットを確認する小屋です。(帰りに撮影)
行きは暗いため、一気にビューポイントへ。

日の出る方角です。

モルゲンロートが始まりました。
寒かったですが、少しずつ変わる山肌の赤の濃淡に目が離せませんでした。

空が明るくなってきました。
山肌は一度暗くなり、終わったかとと思いきや、再びまた燃え上がるように輝いたりしていました。



種を保護しましょうと呼びかける看板。アンデスコンドルは見られませんでした。
【注意事項】
・入場チケットが必要。
いかがでしたでしょうか。
是非、参考になれば幸いです。
補足)
アルゼンチンの中でも特に物価の高いエルチャルテン。外食に比べ安い、スーパーもあまり品ぞろえは良くありませんでした。(可能なら、エルカラファテで買い出ししておくとよいかもしれません。)
しかし、それに見合ったハイキングや登山ができ、最高の思い出になりました。
ちなみに、ドル現金でも支払いが可能な場所がありました。お釣りをアルゼンチンペソに戻してくれることも。

このような感じです。このレストランは公式レートより200ペソほどよかったです。(ユーロとドルのレートが一緒なのは不思議ですね。)
最後までご覧くださりありがとうございました!!



