【2023年9月最新】総額13万円!エベレストベースキャンプトレッキングの費用

エベレストベースキャンプへ! 海外ハイキング

世界最高峰8,848mの山、エベレスト。一度は自分の目で見てみたいと思いませんか?エベレストベースキャンプを目指して歩く、EBCトレッキング。気になるのは、やはりトレッキングにかかる費用。ここでは、ガイド・ポーターなしで必要な費用、現金がいくら必要かについても、私の経験からお伝えします!※2023年10月時点での内容となります。費用はその時の為替や燃油、物価などに左右されますので、最新の情報をご確認ください。

トレッキングの費用:12日間で総額13万円

エベレスト街道内の宿

私の計画は12日間でEBC、カラパタールを目指す内容でした。総額約13万円となります!
(費用の内訳はこちら

トレッキングの内容については下記をご参考ください。


【2023年最新】ガイド・ポーター不要!エベレストベースキャンプトレッキング

1NPR(ネパールルピー)=1.12円 で計算しています。




この値段は、ガイド・ポーターを利用しないでトレッキングした場合の値段になります!

日本で遠征に行くことを思うとそれほど高くないのではないでしょうか?
なお、条件がありますが、これよりもさらに安く済ませる方法がございますので、それを知りたい方はコチラへ。


それでは費用の詳細に関してみてみましょう!

費用に含むもの

この費用に含むものは下記です。

これらの項目は、EBCトレッキングの際に基本的に必要になる費用となるかと思います。


なお、飛行機を利用せずともバスやジープを利用してアクセスする方法があります。その方法はさらに安くなります。

費用に含まないもの

含まないものは下記です。

日本を往復する航空券を除外しています(日本を往復しなかったため)。

時期によっては、[日本ーネパール]間で往復9万円台の航空券がありました。安い!


また、エベレスト街道内で購入可能なお土産や、ギアのレンタル等の費用も人によっては不要となるため除外しております。

費用の内訳

費用の内訳は下記の表をご覧ください!

EBCトレッキングにかかった費用は10日間で合計約11.4万円でした。(時期:2023年9月末~10月初旬)

見出しと異なるのは、体調不良により元々12日間の行程を10日間に変更したからです。


計算すると、12日間で、約13万円となります!(計算については下に記載)


また、支払いの手段を項目の右の欄(2列目)に記載しています。これは私が実際に利用した手段です。

【参考情報】
・「現金」と書いた部分は一部でクレジットカードを使用可能。

・VISAはアライバルビザ(カトマンズ空港で取得するビザ)で取得。
 米ドルでの支払いが基本。
 (私はVISA申請場所に行くまでで両替できる場所を見つけられませんでした。)
 クレジットカードは4%の追加手数料がかかる。そのうえ、変換レートはカード会社が決めるのでその分も余分にかかることを納得してね、と係員に言われました。

・飛行機の航空券はネットで予約、決済を実行





計算式を作ってみました。

EBCトレッキング費用3,300NPR×(宿泊日数)6,2000NPR
 
 ・赤下線部分:変動費
 ・青下線部分:固定費

上記の式は、内訳の表を参考に作成しました。「変動費」と「固定費」に分けています。


「変動費」は宿泊や食費など、日々にかかる費用です。宿泊1日につき約3,300NPRかかりました。


一方で「固定費」は、入場料やVISAなど、基本的にトレッキングするすべての人にかかってくる費用です。


この数式から、日割り計算すると12日間で合計約13万円となります!


その他は、「薬」で500NPR、お菓子(プリングルス)が450NPRでした。

ATM手数料とは、現地ATMで現金をキャッシングしたときにかかった費用です。

私は現金の必要量を見誤り、3回も引き出したのでかなりATM手数料を取られました。。。

現金はいくら必要? 最低で45,000NPR

ナムチェバザールにあるATM。1度にMAX25,000NPRまでしか下ろせませんでした。

現金はネパールルピーが必要です。

手数料と入場許可証および、タクシー代は固定費としました。変動費が3,300NPR/日の宿泊日数分ですので、12日間で42,300NPRとなりました。余裕をもって、45,000NPRはあった方がよいでしょう。

計算式は下記です。

現金6,000NPR(固定費)3,300NPR×【日数】(変動費)

なお、首都のカトマンズ市内も基本的な支払方法は現金のため、その分も余分に両替しておく良いと思います。何度もキャッシングしていると手数料が高くなるため、1度におろせるといいですね。


なお、上記では「固定費」としていますが、その中身をさらに安くする方法があります!

費用を抑える方法

固定費に上げた、下記の項目についてはさらに安く済ませることが可能です。

【安くできる項目】
①航空券(国内線往復)
②VISA

順番に見ていきましょう。

①航空券(国内線往復)を陸路へ

私は、行き帰りは飛行機(Yeti Airline)を利用しました。しかし、この区間は「バス」や「ジープ」と徒歩で、行くことが可能です。航空券より安くなります。※現地で確認済みです。

陸路のチケット(片道):約4,000円

費用は下記を参考にしています。

Kathmandu to Salleri Bus and Jeep Service | kathmandu to salleri distance
Kathmandu to Salleri Bus and Jeep is the best option to interface Namche and Trek to Everest Base Camp when the flight i...

Kathmandu to Salleri Local share jeep costs 25 USD per person.

https://infonepaltrekking.com/blog/kathmandu-salleri-bus-jeep-service#kathmandu-to-salleri-jeep-cost
203/11/24引用



[カトマンズールクラ]間の航路は、非常に危険といわれています。現に、天候により飛行機が飛べないことが多々あります。そのため、バスやジープでアクセスする方法もメジャーな様です。

7日連続で飛行機が飛ばなかった、という話を現地で聞きました。これでは計画台無しですね。(ちなみに、YetiAirlineは追加料金なしで出発日の変更ができました。私はメールでお願いしました。レスポンスが非常に早く、Web上での対応は良かったです)


なお、私がバス・ジープを利用しなかった理由は2つあります。

・事前にはっきりとしたバスやジープの予約方法がわからなかった
・海外保険の有効期限切れが近づいており、日数を増やせなかった

2つ目の理由については、飛行機が遅延したら元も子もないのですが、、、

そのほかに、注意事項があります。

・バス、ジープのチケットはカトマンズにあるホテルの受付やツアー会社の窓口で購入
 (私の宿泊したホテルでは購入可能でした。)

移動時間は約10時間で未舗装道路を含む悪路を走行します。

・ルクラまでは陸路のみでは行けない。Jiriが終点で、そこから徒歩。追加で3泊程度増える。(※帰りについては下りになるので宿泊数は減ると思います。)

ネパールの未舗装路はとてつもなく悪路です。正直、現在の日本では味わえない、壮絶な揺れ、突き上げが続くと思います。
(私はカトマンズーポカラ間をバスで移動し、体感しました。)

ただでさえ、12日間のトレッキングに片道だけでも、3泊追加となると、いっそう時間的な余裕が必要ですね。



3泊追加で宿泊費等をふくめると、片道で合計14,000NPR程度になると想定されます。それでも航空券と比較して約50%ほど安く抑えられる可能性がありますね!

②VISAの期間を15日間にする。

アライバルビザ申請時のPC画面。空港にあるPC端末を操作して必要事項を入力。写真を撮り(Voucher numberを控える)、支払窓口へ行く。

VISA(アライバルビザ)の費用は下記です。

15日間:30米ドル
30日間:50米ドル

15日間のVISAの範囲内でEBCトレッキングをすることも可能です。

【例】
 1日目:カトマンズ着、宿泊
 2日目:カトマンズ→ルクラ移動(飛行機)
 13日目:ルクラ→カトマンズ(飛行機)、宿泊
 14日目:カトマンズ→日本

15日間のビザで12日間のトレッキングをする場合、飛行機を利用することが必須です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?EBCベースキャンプトレッキングは13万円でやることができます!


一番の節約は、ポーターとガイドを雇わない、という選択になると思います。


安全面や、時間の都合で自分好みにアレンジしてEBCトレッキングを楽しんでください!



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