ハイキングはお好きですか?登山・ハイキング好きが一度は憧れるであろう、スイスアルプスの景色。その魅力的な場所といえば、マッターホルンを抱えるツェルマット。しかし、どこをハイキングしようかと思うと、選択肢が多くてどれが良いの?と、迷ってしまいませんか?
ここでは、私「モト」が実際に歩き、行ってよかったと心から思う、オススメの日帰りハイキングルート3選をご紹介します!※ここでは春~秋シーズンを想定しています。
【当記事の目的】
・スイスのツェルマットでハイキングを検討している人のルート検討時間を節約する。
おすすめの日帰りハイキングルート3選
まずはオススメのハイキングルート一覧です!
【ハイキングルート一覧】
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/image-9.png)
これらはロープウェイ・登山鉄道などの交通機関を利用します。いずれもスイス・ハーフフェアカードが適用可能。
(交通機関の費用はグーグルマップ(リンクはコチラ)に記載)
≪各ルートについて今すぐ知りたい方≫
①の詳細はコチラ
②の詳細はコチラ
③の詳細はコチラ
![ハイカー](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/youngman_33-150x150.png)
「スイス・ハーフフェアカード」ってなんですか?
![モト](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/d160a53f71104dc4e5ed3c300ba3ba79-1-150x150.png)
電車やバス、指定されたケーブルカーや登山鉄道のチケットが半額で購入できるカード(QRコード)だよ。おすすめです。僕が買ったときは1か月間で120CHFでした。
スイス・ハーフフェアカードの公式サイトはコチラ。
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/4bdfec455f4a6c9458b8bdaaa3ea123e.jpg)
![ハイカー](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/youngman_33-150x150.png)
ハイキングルートはこれだけなの?
![モト](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/d160a53f71104dc4e5ed3c300ba3ba79-1-150x150.png)
ルートは無限といっても言い過ぎではない!「より長く・より短く」など、さまざまな調整が現地でも可能。思いのままにハイキングできるのも魅力的。
調整が可能とはどういうことかというと、
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/PXL_20230823_151115206-edited.jpg)
このような感じで、標識が至るところ(30mに1本くらい)に分かりやすく立っています。
途中で行先を変えることも簡単。
公式の登山マップ全体については下記をご参照ください。(PDFでダウンロード可能)
![](https://www.zermatt.ch/en/extension/portal-zermatt/var/storage/images/media/bibliothek/diverse/sommerpanorama-neu/2840135-10-ger-DE/Sommerpanorama-neu_front_large.jpg)
ここからは、おすすめのハイキングルートを1つずつ、詳しく紹介していきます!
【ルート①オススメ度:5】マッターホルンへ向かって
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/DSCF4484-scaled.jpg)
このルートは、マッターホルン山頂へ行くルートの道中にある、ホルンリヒュッテ(写真真ん中)を目指します。
【オススメの理由】
・マッターホルン山頂が近く、岩肌の質感まで存分に感じられる(直線で約1,600m!)
・ゴールのホルンリヒュッテではテラスで食事が可能(ゆっくり景色を満喫できる)。
・稜線歩きができ、深い谷との高度感が楽しめる。
【ルート概要】
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/image-10.png)
往復およそ5時間でマッターホルンに向かって歩くルートです。
【ハイキングルート】緑色
「マッターホルングレイシャーパラダイス」へ向かうロープウェイの途中駅である、「シュワルツゼー駅」で降り、ハイキング開始!
![モト](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/d160a53f71104dc4e5ed3c300ba3ba79-1-150x150.png)
このエリアは、全体的に岩肌がむき出しの山に囲まれ、無機質な雰囲気。
次に紹介するルート②は、緑が豊かでかなり雰囲気が異なりました!
ホルンリヒュッテでは、そこでしか買えないモンベルの限定グッズが売っていますよ!
(麓のツェルマットにもモンベルがありますが、そこでも買えないTシャツなど!)
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/PXL_20230825_093147390-scaled.jpg)
【注意事項】
・危険な箇所あり。
(登攀具の必要ない範囲で一番危険な青色ルートを歩きます。)
スイスでは、ルートの難易度が色で分けて表示されており、視覚的にわかりやすいです。
【ルート難易度について】※春~秋シーズン
スイスには、ルートの難易度が3種類あり、標識でわかるようになっています。
・黄色:基本的に非常に安全。道幅は広く、傾斜もゆるやか。
・赤色:十分整備されているが、道が細かったり、石の階段があったりする。
・青色:トラバース道や鎖場、はしご等があり、危険個所を多く含む。
イメージとしては、青色ルートはこんな感じです。
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/PXL_20230825_083326532-1024x768.jpg)
【ルート② オススメ度:4】逆さマッター
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/DSCF4300-scaled.jpg)
【ルート概要】
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/image-11.png)
逆さマッターが見られるリッフェル湖(Riffelsee)を経由するルートです。
【オススメの理由】
・氷河で削られた地形の雰囲気が体感しやすい場所を歩き、ツェルマットの街まで一望できる。
・登山鉄道が山の中を走る景色が見られる。
自然物と人工物の美しさを同時に感じます。
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/DSCF4246-scaled.jpg)
【ハイキングルート】赤色
ゴルナーグラート駅で降り、そこからツェルマットの街まで下るルートです。
(2023年8月はハーフフェアカード適用で片道31.5CHFでした。)
【ルート③オススメ度:3】3湖/5湖めぐり
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/DSCF3862-scaled.jpg)
【ルート概要】
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/image-12.png)
【オススメの理由】
・道が分かりやすく、安全で歩きやすい。
・2湖飛ばすことで時間を短縮しつつ、景色も楽しめるできる。
・マッターホルンとは逆方面の景色を堪能できる。
![モト](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/d160a53f71104dc4e5ed3c300ba3ba79-1-150x150.png)
この3つの中ではオススメ度は低めにしました。
②の逆さマッタールートでも湖が見られ、十分美しいかったからです。
訪れた3湖は上記の写真(シュテリ湖(Stellisee))に加え、下記になります。
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/DSCF3922-scaled.jpg)
近くを通りすぎましたので1湖とカウントしました。
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/DSCF3935-scaled.jpg)
灰色に濁り、ものすごい水量の水がこの湖に流れ込んでいました。
【ハイキングルート】黄色
ブラウヘルド駅で降り、そこからツェルマットの街まで下るルートです。
(2023年8月はハーフフェアカード適用で片道18.5CHFでした。)
![](https://trip-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/12/d160a53f71104dc4e5ed3c300ba3ba79-1-150x150.png)
午前中がおすすめです。
西に向かって歩くため、昼過ぎは逆光でまぶしく、景色が見づらいです。
ルートマップ(Googleマップ)
今回紹介するルートの、Googleマップを作成しました。実際に歩いたルートと、利用した移動手段が分かるようになっています。
【ルートマップ】
下記の手順で、上記のマップをご自身の「Googleマップ」のアプリ上に表示することができます。
【マップ表示方法】
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どのルートも日帰りで行くことができ、絶景を楽しむことができます!
ルート選びの参考になりましたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!