ドイツと言えば、ビール、モノづくり、歴史的景観など、たくさんの魅力があります。ベルリンやケルン、ミュンヘンなど、古き良き街をぶらっと観光するのはとても楽しいのですが、楽しみ方はそれだけではありません。
街から街へ、古城やブドウ畑、川を眺めながら、中世の旅人気分で歩いてみるのも楽しいですよ!
ここでは私「モト」が実際に歩いた、電車でアクセス可能なライン川沿いのハイキングについてご紹介します!
この記事はこんな方にオススメ!
・観光地巡りに少し疲れ、リラックス気分で歩きたい人
・古城や、昔ながらの街並みが好きな人
・ハイキングが好きな人
・ライン川クルーズ??いや、あえて歩く!という人
ちなみに、今回ご紹介する地域は、「ライン渓谷中流上部」として、世界文化遺産に登録されています。
ライン渓谷中流上部はドイツのラインラント=プファルツ州の都市であるコブレンツとビンゲン・アム・ラインの間にあるライン川の渓谷に広がった、地理学や歴史、文化や産業などのさまざまな要因が複合して作りだした独特な景観からなる世界遺産です。ライン川は先史時代より交易の重要な通路としての役割を果たし、その川辺には多くの城塞が作られ、その渓谷には今もなお古城や古い町並み、聖堂や修道院といった中世以来の景観が残されています。
※引用元:世界遺産オンラインガイドHP https://worldheritagesite.xyz/rhine/
それではさっそくご紹介します!
ライン川ハイキングの概要
まずはハイキングの概要です。
高低差が約42mであり、全て舗装された道を歩きます。
急斜面で栽培されているブドウ畑が栽培されている丘は超急斜面で圧倒されました✨
ルート地図
まずハイキングルートの地図から。
舗装された川沿いを歩くので、特別な装備は必要ありません。このエリアではライン川クルーズが行われており、それを利用しても同様の景色を楽しむことができます。
【ライン川クルーズの情報】
道中の風景
アクセス方法を先に知りたい方はコチラ
ケルンで電車に乗車。電車1本でオーベルウェセル駅(Oberwesel Bahnhof)へ。
朝からビール!緩いハイキングなので問題ありません(^-^;
降りるといきなり、お城が!と思いきや、教会でした(Liebfrauenkirche)。
私はこの駅で、南と北が分からなくなり20分ほど行ったり来たりしていました💦。
川が右手側にある状態で進む(北向き)のが正解です。
近代的な電車と趣のある石造りのトンネル。
これはお城。左がCat Tower, 右がBull Towerだそうです。なぜその名前なのかはわかりません。
Bull Tower(ドイツ語:Ochsenturm)は現在では船舶の交通監視に使われているようで、ローマ時代に作られた防御塔だったたとのことでした。
クルーズ船がかなりの頻度で往来しています。荷物を運んでいるような船もよく見かけました。
丘に広がるブドウ畑。この地域はワインが有名です。
この急斜面は是非生で見ていただきたいです。
想像の3倍くらい急です(適当)。
キャンプ場Camping Loreleyblickの中の道。歩いていたら自然とこの道に入る感じでした。
ほとんどのキャンプ場利用者がキャンピングカーでした。このキャンプ場の特徴かもしれませんが、私の知っている日本のキャンプ場との違いに驚きました。
川沿いのベンチ付近に鴨。のどかでした。
キャンプ場の売店でビールとチェリー味のコカ・コーラ購入。(パンは来る前に持ってきていたもの)
近くのベンチで休憩。
ビールの方がコーラより安かったです。ローレライ産のワインも売ってましたよ!
一人では飲みきれないので私は断念・・・😢
ザンクトゴアから見た対岸のザンクトゴアハウゼン。建物が横並びでずらっと並んでいておしゃれに見えます。
一つ一つの家の形や色が個性的で鮮やかで、景色に鮮やかさが加えられてきれい。
一方ザンクトゴアもレストラン、休憩スペース、カフェやホテルなどがありました。観光客は少ないものの、非常に栄えている(便利)と感じました。
フェリーで対岸へ。牛が運ばれていました。ザンクトゴアハウゼン側は飲食店が少なく、行かなくてもよいかなと思いました。💦(工事していたので、これから栄えるかもしれません)
以上が、道中の大まかな流れです。
アクセス方法
電車でアクセス可能です。ケルン、フランクフルト、ミュンヘン等どこも電車が通ってます。
開始:オーベルウェセル駅(Oberwesel Bahnhof)
終了:ザンクトゴアルスハウゼン駅(St. Goarshausen Bahnhof)
またはザンクトゴア駅
例)アーヘンから約3時間
逆ルートも可能ですが、オーバーヴェセル駅周辺より、ザンクトゴア駅の方が終わった後に休憩できる場所が多いです。
2023年8月は49ユーロ/月でドイツ内全域の通常の電車の乗り放題制度(サブスク)があり、 それを利用しました。
現在も当サービスは継続中です。(2024/9/21時点)
当時、日本で発行したクレジットカードでの購入方法が限られており、私は「Rheinbahn」というアプリを利用し、当チケットを購入しました。
Google play store はコチラ
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利用方法については下記のブログが非常にわかりやすく、参考にさせていただきました。
サブスクの解除方法に注意が必要です。私は2か月分払うことになりました😢
(チケットを当月10日までに注文しキャンセルすれば、翌月以降の支払いはない。)
いかがでしたでしょうか?歩くことで時間はかかりますが、のんびりゆっくりとこの地域の雰囲気を感じられるハイキングになると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!!