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エルサルバドルのグルメ4選(郷土料理編)

エルサルバドルのププサ屋さんの看板 エルサルバドル

エルサルバドルと聞いて、どんな食べ物が思い浮かびますか?もし国民食ププサをご存じでしたら通です!!


しかし実は、他にもエルサルバドルにはおいしい食べ物がいくつもあるんです!ぜひ訪れた際は外せない郷土料理4選と題して、現地で出会った料理そして、おすすめのレストランや食堂をを紹介していきます!!

ププサ|どこでも食べられる国民食

ププサはエルサルバドルの国民食で、正直どこの街に行っても食べられます。石を投げればププサ屋さん(ププセリア)に当たると言ってもいいかもしれません。


ププサとは生地で様々な具材を包み、鉄板で焼いた、食べ物です。
日本の料理で無理やり例えと、平たーいジャンクなお焼きという感じです。


国民食ということもあり、地域性や季節限定の味、ププサの歌やお祭りなど、エルサルバドルで最も愛されている食べ物です。


エルサルバドルの国民食ププサと付け合わせの付け合わせ野菜(クルティード)

見た目はこんな感じです。生地はトウモロコシ粉か米粉が主流で、首都圏では選べるお店が多いです。大きさは直径13,4㎝前後の円形で、具材は色々あります。チーズ、豆ペースト、豚ひき肉、などやそれらの組み合わせなど、様々です。



写真の左上にあるのは、クルティード(キャベツやニンジン、玉ねぎ等の野菜の酢漬け)とトマトソースです。



必要な分だけ、お皿に盛ります。クルティードは箸休めに食べたり、ププサと一緒に食べたりします。トマトソースはププサにかけて、どれも手で食べるのが定番です。



お店によって、生地や具材の種類(チーズのメーカーなど)も異なるので、もし時間に余裕があれば、いくつかのププサ屋さんを食べ比べてみるのも楽しいですよ。



よく知られているのが「Pupusería Suiza」(ププセリア・スイサ)というチェーン店です。衛生面もかなり行き届いていて、安心して食べられるお店としてとても評判です。

いい写真がなかったので共有できないのが残念ですが、一般的なププサより一枚が少し大きめ(直径15㎝くらい)で、生地に少し厚みのあるププサという印象でした。


もう少しローカルな雰囲気で、私が美味しかったと思ったお店はアンティグオ・クスカトランにある「Pupusería Filipenses」でした。地元の人からも人気です。



現地の人に人気な具材は、レブエルタ(チチャロンという豚肉のペースト+チーズ+豆のペーストの3種が入ったもの)。


個人的に好きなのは、米粉生地で、ロロコという野菜が入ったケソ・コン・ロロコと、チーズに刻みハラペーニョが入った、ケソ・コン・ハラペーニョ、チーズににんにくが入ったケソ・コン・アホです。(たまに刻みハラペーニョではなく、ハラペーニョ入りチーズという製品を使っているところもあり、それだと辛さがいまいち(笑))



注文を受けてから作り始めます。そのため、待ち時間が10~20分ぐらいかかります(人数が多かったり、混んでいるともっとかかることも)。


焼きたてで来るため、めっちゃくちゃ熱いので注意が必要です!



冷ますために、上側の生地を破って中身を表面にさらして食べる現地の方もいます。首都圏だと、値段の相場はレヴエルタで0.8~1.25ドル程度です。

面白いのは、地域や季節によって特別な具材のププサに出会えること。観光地として有名なアタコでは、天然のキノコ(Tenquique)を使ったププサがあり、1枚5ドル程度と少し値は張りますが絶品です(マッシュルームしか食べられない環境にいると特に!!!)。


またいちごやパイナップル、桃といった果物の収穫期には、それらを限定ププサが登場することもあります。

もう一つ挙げておきたいのが、オロクイルタ(Olocuilta)という地域です。ここは米粉ププサの発祥の地とされ、その地名自体がブランド力があります(全然違う地域のププサ屋さんの看板に「オロクイルタから」と書いてあることもしばしば)。



空港から首都圏へ抜ける際に通る場所なので、ここにあるププセリアで食べるのも良い選択肢だと思います。




最後にもう1つ。名店がそろう地域があります。Los Planes de Renderosという地域で、その中の人気店の1つが「Pupusería ABBI」です。カウンターに注文用紙があるので、最初に記入し会計を済ませるスタイルです。





ププサのサイズが選べますが、通常サイズは一般的なサイズより一回り大きかったです。とても美味しいププサでした!


すぐそばに展望台(Mirador de Los Planes de Renderos)があり、サンサルバドル市を一望できるのでそれこからの景色を併せて見るのがマストです!!

なお、クルティード、トマトソースはおいしいのですが、おなかを壊す危険性がある(温度管理が十分になされていない等)ため、不安な場合は食べるのを控えた方が良いです。


マリスカーダ|魚介スープ

エルサルバドルの郷土料理でエビや貝など魚介がたっぷり入った濃厚なマリスカーダ(魚介スープ)

マリスカーダは、海老、小さいカニ(ハイバ)、魚の切り身や貝などの魚介が入ったスープで、ベースはエビの出汁です(エルサルバドルにはエビのコンソメが売っています)。





透明感のあるクリアなタイプと、クリームタイプの2種類がありますが、個人的にはクリーム入りの方が一般的で人気の印象です。


いろいろな場所で食べられますが、特にエル・トゥンコやサーフシティのような海辺の観光エリアでは観光客も多く、新鮮な魚介が手に入りやすいこともあってメニューでよく見かけます。

Cocteles Silvia

まずは1件目。中心街からアクセスしやすい場所でおすすめ・地元民に人気なのが、アンティグオ・クスカトラン市場にあるCocteles Silviaです。




他にも色々なメニューがあり、比較的リーズナブルです。マリスカーダ(Crema de Mariscos)のサイズは小・中・大とあり、中サイズで11ドル。トルティーヤと一緒に食べます(中に浸しても良し)。



エアコンはありません。冷たいビールやフルーツのシャーベットジュースを飲みながら。。



Neto’s Restaurante

私が行ったことのあるお店をもう1件紹介します。海辺の観光地「Puerto de La Libertad」のフードコート内にある「Neto’s Restaurante」です(こちらの店舗はエアコンがありません)。



エルサルバドル内でチェーン展開しており、3店舗ほどあるようです。


エルサルバドルのNeto's Restauranteの1/2サイズのマリスカーダ(クリームタイプ)

これは1/2サイズのクリームタイプ(当時11ドル)。



通常サイズだと18ドル程度ですが、メインディッシュとしてくるので、かなり大きいです。

ソパ・デ・パタ|あっさり系の牛骨スープ

牛骨や野菜、ホルモンを煮込んだあっさり系のソパ・デ・パタ(牛骨スープ)




ソパ・デ・パタは、牛の腸やホルモン、骨をじっくり煮込んだ牛骨スープベースに、トウモロコシ、キャッサバ(ユカ)、キャベツや任時などの野菜がたくさん入ったスープです。


韓国のソルロンタンのように白濁しておらず、透明感があるスープ。かといって、仙台牛タン定食についてくるような、テールスープの様な味でもありません。


味はあっさりしていて、さらさらとした口当たりです。トルティーヤがついてくるので、浸したり、別々で食べたりします。


付け合わせにレモンや刻みパクチー、玉ねぎが出てくるので、お好みで加えて味変に使えます。



かなりローカルな料理で、地域や店によっては週末や特定の曜日だけ提供しているところもあります。


【1軒目】 サンタテクラ市場 Mercado Central de Santa Tecla

サンタテクラ市場の食堂で出される具だくさんなソパ・デ・パタ

私がよく食べに行っていた食堂の1つはサンタテクラの市場にあります。ここのはおいしかったです。


実は店名が分からず申し訳ありません。


こんな雰囲気です。


この食堂の入っているサンタテクラ市場は1区画がすべて市場です(ただ巡るのも楽しいですよ)。



食堂がいくつもあるのですが、それらは市場の北東側のエリアに固まっています。



東側の入り口(Primera Avenida Surに面している側)から入るとすぐに食堂が見えますが、右に進み、北東側に突き当たるまで進むと上の食堂です。


ここは金曜日限定でソパ・デ・パタを出していました。もし曜日を問わず食べたい場合は、専門店ではないもののソパ・デ・パタを含む多様なメニューを毎日提供しているお店もあるので、そちらも選択肢に入れておくといいと思います。

価格は5ドルでした。


【2軒目】 サンタテクラ市場 Mercado Central de Santa Tecla

エルサルバドルのサンタテクラ市場内の食堂で味わうソパ・デ・パタ


タイル地の机が特徴的なサンタテクラ市場内の食堂で味わうソパ・デ・パタ

さて2軒目。


実はこちらも店名が分かりません。すみません。( ;∀;)
タイル地の机の模様が目印です。壁の色はペンキが塗り替えられる可能性があるので、あまりあてにならないかもしれません。)



1軒目同様に市場の北東エリアの中にあります。こちらの食堂はいつでもソパ・デ・パタが食べられます



「ソパ・デ・パタ」と通りがかりの人や店の人に尋ねればたどり着けると思います!


こちらのお店の方がスープの色は濃いですが、味は1軒目よりもっとあっさりです!塩を加えると一層引き立ちます!

コンチャ|港町で味わう生食文化

黒い体液とともにレモンを絞って食べる生貝料理「コンチャ(コクテル)」

エルサルバドルで生の魚介を食べる機会は、正直あまり多くありません。生の魚介を食べるために、お寿司を選択すると、期待外れ、、となる可能性が高いかなと思います(値が張りますが、興味本位で食べるのならあり。)。

その代わり、現地の生食文化を代表するのがコンチャです。貝殻だけ見ると赤貝によく似ていますが、中身は全く別の種類。マングローブ周辺に生息し、養殖されています。




特徴的なのは黒い血で、生で提供される際は自分自身の体液(真っ黒なスープ状のもの)に浸かった状態で身が出てきます。そこにレモンを絞って食べるスタイルです。



コクテル(カクテル)スタイルとセビーチェスタイルがありますがダイレクトにコンチャの生の食感と味を楽しみたい場合はコクテルをお勧めします!(体調への影響は自己責任でお願いいたします!m(__)m)
※私は運がよいのか、一度も当たりませんでした。💦



付け合わせにはリッツのようなクラッカーが出てくるのが特徴で、お酒のつまみにぴったりのメニュー。



複数人の場合は、シェアで頼むのがちょうどいいと思いますが、私は一人前を一人で頼んで食べることもよくありました。



当たることを恐れて食べない人もいますが、2年間住んでいた中で生の魚介を食べる機会自体がほとんどなかったこともあり、私は積極的に注文していました💦


初めて注文したときは見た目にびっくりしましたが、食感がクセになる美味しさで、すっかりハマってしまいました。

上の地図のレストラン「Restaurante Erika」はサーフィンの体験もできる観光地エル・トゥンコにある、レストランで、コンチャを提供しています。


お店によっての味の違いはそれほどないのかなと思います。




私が訪れたのは少し違うエリアのロス・コバノスにあるBar Ballena。価格は12.5ドルでした。


まとめ|日常の外食と「郷土の味」の違い

このように、エルサルバドルではさまざまなジャンルの食が楽しめます。今回は一部しか紹介できませんでしたが、食文化は豊かで、日本人の口に合うものが多いと思います。



一方で、日常的に「今日はどこかに食べに行こう」となると、ハンバーガーチェーンやタコス、イタリアン、ピザといったレストランが選ばれることの方が多いのも事実です!


個人的に唸った、絶品グルメも近いうちにご紹介したいと思います!!

旅行や滞在の際の参考になれば嬉しいです。





ライター
Moto
モト

理系大学院卒業後、新卒入社した自動車部品メーカーに7年勤務。
元気のあるうちに世界中の自然を堪能したいという夢をかなえるため一念発起し退職。31歳にて1人での海外ハイキング旅行を100日間実施。その後、中米エルサルバドルにて2年間滞在。趣味はハイキング、山歩き、カメラ、読書、食事。

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