オラ!コモエスタ?中米かぶれのモトです!💦中米を旅する際、エルサルバドルの首都(サンサルバドル)からグアテマラの首都(あるいは逆のルート)へ陸路で移動する旅行者はあまり多くないかもしれません。💦
ということで、今回はエルサルバドルとグアテマラの間をバス移動する2種類の方法と、実際に移動する際の「リアルな注意点」を私の実体験を交えて徹底解説します!
※最新の情報は、必ず各バス会社の公式ホームページや現地の最新情報をご確認ください。 中米のバスルートや料金、国境の状況は予告なく変更されることが多いため、本記事の情報はあくまで一つの目安(旅行時の実体験)として参考にしていただけますと幸いです。
サンサルバドルからグアテマラシティへの陸路移動は2種類!
サンサルバドルからグアテマラシティへの陸路国境越えには、大きく分けて「高速バス(直行)」と「ローカルバス(乗り継ぎ)」の2つの選択肢があります。
まずはそれぞれの特徴を簡単に比較してみましょう。
| 移動方法 | 費用(片道) | 所要時間 | メリット | デメリット |
| ① 高速バス (Pullmanturなど) オススメ!! | 34ドル (約5,430円) | 約6時間 (※渋滞による) | ・乗り換えなしで快適 ・軽食付き、治安面も安心 | ・ローカルバスに比べると高い |
| ② ローカルバス (チキンバス乗り継ぎ) | 約10ドル (約1,500円) | 約8時間 (※渋滞・乗り換えによる) | ・圧倒的に格安 ・現地のリアルな旅を体感できる | ・複数回の乗り換えが必要 ・混雑やスリへの徹底的な警戒が必要 |
どっちを選ぶべき?一言アドバイス
- 「安全・快適・確実」を最優先したい方 ➔ ① 高速バスが間違いなくおすすめです。国境の手続きもスムーズで、初心者でも安心して移動できます。
- 「旅のコスト」を極限まで抑えたいチャレンジャー ➔ ② ローカルバス乗り継ぎに挑戦する価値があります。ただし、綿密な計画と防犯対策が必須です。
ここからは、それぞれの具体的な移動ルートと、私が実際に体験して分かった「リアルな注意点」を詳しく解説していきます!
高速バスでの陸路国境越えルート
この区間は、日常的に高速バスが運行されており、いくつかの運行会社があります。(ローカルバスを乗り継いでも国境をまたぐことは可能ですのでその点も記載します!)
高速バスの料金はどの会社も大きくは変わりませんが、今回私が利用したのは「Pullmantur(プルマントゥール)」というバス会社です。※オススメ
- 運賃: 片道34ドル(約5,430円。クラスによって多少前後します)※2026/6/2時点
- 出発時間: AM6:00又はPM14:00(月から日まで1日二便。)※2026/6/2時点
- 移動時間:6時間
- 車内サービス: 利用したAM6:00では軽食とジュースの配布がありました。
公式HPによると、移動全体の所要時間は4時間45分ですが、グアテマラに入国した後の渋滞がものすごく長く、実際には6時間かかりました。結果として、グアテマラシティに到着するまでに予定よりも時間がかかるケースを想定しておくのがベストです。
🔗 Pullmantur 公式ホームページ(外部リンク) https://www.pullmantur.com/
ネットで事前予約と支払いを行います!
サンサルバドルの出発場所(集合場所)とチェックイン方法
Pullmanturのバスに乗るための集合場所・ターミナルはこちらです。
📌 【Googleマップ】
出発ターミナルは以下の写真の青枠部分。見づらいですが、壁際がPullmantourのオフィスです。
バス乗り場から見た様子。人がいるあたりがオフィスの入り口で、その中で受付をします。

⚠️ 乗車前に必須!事務所での受付手順
乗車前に建物の中に入って受付(チェックイン)を済ませる必要があります。
- 受付で必要なもの: 予約時に受け取っている「メールの画面(予約確認画面)」と「パスポート」の2点
- 受付カウンター: 事務所内にいる受付員に上記を提示すると、乗車の手続きを行ってくれます。
早朝は写真のように暗いですが、このエリアは非常に清潔で観光地ですので、治安面は全く問題ありません。
手続きに多少の時間がかかることもあるため、出発時間にはしっかりと余裕を持って受付場所に行くことをおすすめします。少なくとも15分前には到着して事務所に入っていると、焦らずスムーズに乗車できて安心です。
いざ出発!車内の様子と移動のリアル
朝6:00、定刻通りにバスはサンサルバドルを出発しました。 車内は2階建て。

非常に清潔でエアコンもしっかり効いており、トイレがついてました。海外の長距離バス移動において非常に大きなメリットです。
wifiのパスワードが書かれていますが、機能しませんでした。
出発してしばらくすると、スタッフの方から軽食とジュースが配られます。ちょっとした朝ごはん代わりになるのが嬉しいポイントです。

中身は、卵サンドでした。

エルサルバドル側で出国、グアテマラ側で入国審査をするため、2回バスから降り、受け付けてもらいます。
国境での両替と通貨事情(ドルからケツァルへ)
グアテマラの通貨はケツァル(GTQ)ですが、私はエルサルバドル出発時点では両替をしていませんでした。エルサルバドルでは米ドル(USD)が法定通貨として流通しているため、米ドルの現金をそのまま持って入国する形になります。
両替のタイミングは主に以下の2回ありました。
- エルサルバドルの出国をする手前でバスが停車したとき:
バスが一度停まった際、外にたくさんの両替商がやってきました。交渉を行ってみたところ、提示されたレートは**【1ドル = 7.3ケツァル】**でした。当時のレート1ドル = 7.65ケツァルに対し、でこれを100ドル分に換算して計算してみると、約5ドル程度の手数料。もっと良いレートがあるだろう」と判断し、私はここでは両替をしませんでした。
(私は目的地だったアンティグアにて1ドル = 7.65ケツァルレートで両替しました。) - 入国審査のタイミング: バスを降りて入国審査を受ける場所の外にも、数人の両替商がいました。
国境での両替は最小限に留めるか、スルーしてアンティグアなどの目的地に着いてから本格的に両替・キャッシングをするのが賢い選択肢だと思います。
グアテマラシティの到着場所
国境の手続きを終え、渋滞を抜けて無事にグアテマラシティに到着しました。
- 到着時間: 12:00過ぎ(出発から約6時間の旅行となりました)
📌 【Googleマップ】グアテマラシティ側到着ターミナルの位置
上記はホテルですが、その目の前でバスが停まります。
このホテルのロビーで次の移動までの時間、滞在することが可能です。
方法2:上級者向け!ローカルバス(チキンバス)乗り継ぎルート
現地の生活に溶け込みながら、圧倒的に格安で移動したいチャレンジャーにおすすめなのが、現地のローカルバス(通称:チキンバス)を乗り継ぐ方法です。※支払いは現金のみ。かつグアテマラではケツァールが必要。
全体の流れは以下の動画が非常に参考になりますので、ご覧いただければと思います。
サンサルバドルの西部バスターミナル(Terminal de Occidente)から、まずは国境の手前にある街「アワチャパン」を目指します。
アワチャパン行きバスの選択肢と料金・頻度
ターミナルからは、主に以下の路線を利用します。約10〜15分間隔で次々と出発(運行時間:4:00〜18:30頃)しているため、待つ心配はありません。
- ルート名:No.202
- 料金:約$1.04 〜 $2.50 USD(バスのグレードにより異なります。)
- Google Map: バス停(Terminal de Occidente)

こちらは202バスでも最も安いタイプです。(エアコンなし。)
前の扉から乗り込み、乗ってる間に来る係に料金を払います。(小銭や少額紙幣が必須です。)
アワチャパン到着後は、国境(Frontera Las Chinamas)行きのミニバスに乗り換えます。
ルート名:No.263 (料金:0.41USD)※エルサルバドル国内バスルート確認サイトcartoruxによる
※バスの外装にFrontera と書かれています!
【グアテマラ国境行バスNo.263のバス停】
以下でバスを降ります。

上の鶏のマスコットキャラクターが描かれている看板が、降りる場所の目印です。
Frontera las Chinamas(国境)での必須手続きと流れ
国境に到着したら、基本的にはすべて徒歩で移動しながら以下の手順を順番に進めていきます。
Step 1:エルサルバドル側の「出国手続き」
アワチャパンからのミニバスを降りたら、まずはエルサルバドル側のイミグレーション(出入国管理事務所)(Google Map)へ向かいます。
- やること:窓口にパスポートを提示し、エルサルバドルの出国スタンプを押してもらいます(または電子審査)。
- 注意点:手続き自体はシンプルですが、並んでいる場合もあるので周囲の人の流れに沿って進みましょう。
Step 2:国境の橋(Puente El Jobo)を徒歩で渡る
ここからは動画による情報をもとに記載してまいります。
出国手続きが終わったら、エルサルバドルとグアテマラの国境線となっている「リオ・パス(パズ川)」に架かる「Puente El Jobo(エル・ホボ橋)」を徒歩で渡ります。
- 旅情をそそる瞬間ですが、荷物をしっかり抱えて足元に注意しながら対岸(グアテマラ側)へ進んでください。
Step 3:グアテマラ側の「入国手続き(Valle Nuevo)」
橋を渡りきると、グアテマラ側の国境検問所「Valle Nuevo(バジェ・ヌエボ)」に到着します。
やること:グアテマラのイミグレーション窓口でパスポートを提示し、入国スタンプをもらいます。

こちらが入国審査の場所です。
国境を徒歩で越えたら、グアテマラ側のチキンバス(直行、またはフティアパ経由)に乗り換えてグアテマラシティを目指します。ここからは、グアテマラの通貨での支払いとなります。
Step 4:グアテマラシティへ向かう
【バス乗り場】
上記の正面の建物の前にバンが到着するか、通りかかります。
フロントガラスの上部に行き先が大きく書かれているほか、「カピタル!(Capital=首都グアテマラシティのこと)」「フティアパ!」と大声で叫んでいる呼び込みのスタッフ(Ayudante:アジュダンテ)がいます。
- 呼び込みのスタッフに「グアテマラ・カピタル?」と声をかけ、直行するかどうかを確認して乗り込みます。
- ※もしグアテマラシティへの直行便がしばらく来ない場合は、まずは手前の大きな街であるフティアパ(Jutiapa)行きに乗り、そこでグアテマラシティ行きに乗り換える形になります。
動画によると、10GTQ(約178円)です。
運賃の支払い方法(後払い)
チキンバスは、乗車した時点ではお金を払いません。
- バスが出発してしばらく走り出すと、呼び込みをしていたスタッフが車内を回って乗客一人ひとりから運賃を回収しにきます。そのタイミングで現金を支払います。
- 注意点:大きなお札(100ケツァル札など)は「お釣りがない」と断られたり、お釣りを後回しにされて忘れられたりするトラブルが起きやすいため、国境で両替した際などに5ケツァル、10ケツァル、20ケツァルなどの小銭や小額紙幣を用意しておくのが鉄則です。
グアテマラシティのチキンバス到着場所(バスターミナル)
エルサルバドル国境(ラス・チナマス)からのチキンバスを含め、東部や南部、西部など各方面からのローカルバスが集まるグアテマラシティ最大の拠点が、ゾーン4(Zona 4)にある通称「ラ・テルミナル(La Terminal)」と呼ばれるエリアです。
📌 【Googleマップ】グアテマラシティのローカルバスターミナル
- Terminal buses hacia occidente(ゾーン4・ゾーン8境界付近)
⚠️ 「治安」の超重要アドバイス
この到着地点である「ラ・テルミナル」とその周辺の市場エリアは、グアテマラシティの中でも特に治安が極めて悪く、スリや強盗、ひったくりが多発する危険地帯(危険ゾーン)として知られています。
以下に注意事項を記載します。
【要チェック】陸路国境越えのリアルな注意点とトラブル対策
ここからは、私の経験とローカルルートの特性を踏まえた、安全に旅を終えるための鉄則です。
1. 国境での両替と通貨事情(ドルからケツァルへ)
エルサルバドルでは米ドル(USD)が使えますが、グアテマラはケツァル(GTQ)です。 バスが国境に近づくと両替商がやってきますが、「レートが良くない」という噂もあるため、慌てて全額替える必要はありません。
特にローカルバス乗り継いでいかれる方は、入国審査を受ける場所周辺で、まずは直後のバス代や移動費に必要な少額だけをスマートに両替するのがおすすめです。
2. 「明るい時間帯の到着」を絶対厳守!
スムーズにいってもローカルバス乗り継ぎは8時間程度、高速バスでも渋滞で大幅に遅れることがあります。 グアテマラシティのバスターミナル周辺は非常に治安が悪いことで知られています。夕方以降の到着は犯罪リスクが跳ね上がるため、どちらの方法を選ぶにしても朝5:30〜6:30頃にはサンサルバドルを出発してください。
3. 混雑した車内でのスリ・置き引き対策
特にローカルのチキンバス内はギュウギュウに混雑します。大きな荷物は屋根の上に載せられますが、貴重品の入ったサブバッグは必ず体の前に抱え、絶対に目を離さないようにしてください。
旅費を浮かせたいならローカル、安全と時間を買うなら高速バス。あなたはどちらを選びますか? ぜひ安全第一で最高の中米旅を楽しんでください!
