中米グアテマラの古都、世界遺産アンティグアを訪れたら、絶対に外せないアクティビティがアカテナンゴ山(Volcán de Acatenango)の登山ツアーです。
標高3976mと、日本の富士山よりも約200m高いこの山の最大の魅力は、現在も活発な火山活動を続けるフエゴ山(Volcán de Fuego)の噴火を目の前で鑑賞できる点にあります。
今回は、現地旅行会社「GuateValley(グアテバレー)」を利用した1泊2日のアカテナンゴ登山の概要をレポートします!
アカテナンゴ山登山の基本情報とツアー費用
まずは、今回挑戦したアカテナンゴ登山の具体的な難易度と、ツアーのコストパフォーマンスについて解説します。
- 最高到達点: 3,976m(富士山より約200m高い標高)
- 合計標高差: 約1,670m
- 総歩行距離: 約14.8km(オプショナルツアーでフエゴ山へ行く場合の距離は除く)
- 1日目の行程: 朝8:00出発。登山口から標高差約1,200mを登り、標高約3,600m地点にある山小屋を目指します(所要約5時間20分/休憩込み)。
- 2日目の行程: 早朝4:30頃に山小屋を出発し、残りの標高差約400mを登って山頂アタックを行い、日の出を見ます。
- 難易度:中の上(富士山の富士宮ルート〔約1,320m〕や吉田ルート〔約1,400m〕を上回る過酷さです)
ルートは登り返しがなく、終始急勾配をひたすら登り続けます。その先には火を吹くフエゴ山が待っています🌋!
総額65ドル!「GuateValley」ツアーの圧倒的コスパ
今回利用した旅行会社「GuateValley」は、コストを抑えて本格的な登山をしたい方に心からおすすめできるツアーです。
- ツアー費用: 総額65ドル
- 含まれるもの: アンティグアからの往復送迎、ガイド、1日目(昼食・夕食)、2日目(朝食)、宿泊設備(山小屋・寝袋・マットレス)
- 支払い方法: 予約時に事前決済で24ドル(クレジットカード)を支払い、残金(25ドル分=200ケツァル)を現地通貨ケツァルで現金で支払います。
- 別途必要な費用: 入山料として100ケツァル(Quetzales)が現地で必要になります。
つまり、登山当日のトレッキング開始前に、現金で300ケツァルを支払います。
最低でもこれだけの現金が必要です。ルート上には売店もありますが、クレジットカードは使えないため、すべて現金で支払えるよう事前に両替を済ませておくことを強くお勧めします!
Guatevalleyのアカテナンゴ1泊2日登山サイト
参加を希望される際は、Whatsappのリンクが上記サイト内にあるので、そちらから問い合わせをする形式となります。
補足:アンティグアでの両替
私は以下の銀行でドルからケツァルへ両替を行いました。(日本円は不可)
Google Map:Banco Azteca
銀行の手前はなぜか、バイクや家具などを売っていますが、不審に思わず奥に進んでください。以下のGoogle Mapリンク先の写真のように、銀行窓口がありますので、そこで両替をしてもらうことができます。
お店の奥にある銀行窓口
土曜日ということで、最も手数料の安い所は休みだということをホテルで聞きましたが、次点で安いということでそちらで両替しました。
両替レートは以下でした。
当時の基準為替レート: 100ドル = 765ケツァル
実際の銀行両替レート: 100ドル = 756ケツァル
差し引かれた実質手数料: 9ケツァル(約160円(※1ケツァル≒18円換算))
海外の銀行の両替レートとしては極めて優秀で良心的だと思いました。というのも、陸路でエルサルバドルからグアテマラに来た際に国境にいた両替商は、100ドル=730ケツァル(手数料:約620円)と言っていたからです。
ちなみにグアテマラーエルサルバドル間の陸路国境越えに関する記事は以下からどうぞ!
エルサルバドルからグアテマラへ。高速バスvsローカルバス乗り継ぎ!最新国境越えガイド
続き)総額65ドル!「GuateValley」ツアーの圧倒的コスパ
荷物に関しては、登山口の前のツアー参加者の集合場所で無料で預けることができました。
帰って来た際は、どこに置いたっけ?といったような感じで、整理番号などを付けることもなく、ただ良心でやってくれている感じだったため、心配な場合や預ける荷物が大きかったり多い場合は、アンティグアの前日宿泊した宿などに預ける方が安心かもしれません。

【ルート地図】アカテナンゴ山登山の軌跡
標高2,400m地点からスタートです。高山病対策をしておくことをお勧めいたします!
アンティグアの薬局で購入可能です!
【1日目】
登山開始
AM8:00に以下のカフェ前に集合でした。
Google Map: Café La Parada
ツアーはアンティグア市内のカフェ前から始まります。ツアー開始時間から営業しているカフェだったため、朝7:30頃に到着して朝食を済ませました。

クロワッサンサンドとコーヒーで58ケツァル(約1,176円)。コーヒーの名産地だけあっておいしかったです。
その後、続々と参加者が集まり、ミニバスで移動します。途中で他の参加者のピックアップがありました。

9:20頃に登山口へ到着。
費用の支払い・入山手続き、昼食お弁当の受け取り(各自で運ぶ)、トイレを済ませます。移動時間は1時間強でした。私はコチラで不要な荷物を預けました。
今回のグループは総勢30人ほどの団体で、ガイドが4人ほど同行しました。参加者の約8割がスペインからの若者、ほかにノルウェー人の男性2人、グアテマラの女性1人やエクアドルの女性1人の方がおり、体力のある若い世代が中心のメンバーでした。
登山渋滞を抜け、ひたすら上を目指す

10:00頃に登山を開始。道は整備されており明瞭です。序盤は写真のように、土の斜面をひたすら登りますが、それほど滑りません。しかし帰りは滑りそうだなと不安になるような角度と質感でした。。

所々に深さ2mほどの大きな穴が開いており、足元をよく見ていないと転落する危険があります。 これは雨季に大雨が降った際、登山道が濁流で削られて崩壊するのを防ぐための水はけ・浸食防止用の穴(泥砂留め)だそうです。雨の多いグアテマラの山ならではの工夫ですが、歩く際は細心の注意が必要です。

この日は日曜日だったため、土曜日に登った大量の下山客と狭い一本道ですれ違うことになり、所々で道を譲り合うための渋滞が発生しました。一部、有刺鉄線のため、避けながら歩くと服が破れる可能性があったので、慌てず進みます。
ガイドは安全確保のために同行しているスタンスで、特別な解説などはありませんが、定期的に休憩を挟みながら、最もペースの遅い人に合わせて歩いてくれます。
ただ、今回は若いメンバーが多かったため、全体的な歩行ペースはなかなか速い印象でした。なお、体力に自信がない方は、後払いで馬に乗って登ることも可能です。

写真のように、売店が数㎞ごとにあります。必要なものは現金で購入可能です。

休憩をはさみながら、進みます。
質素ながらも美味しい山での昼食
13:00前に待望の昼食タイムとなりました。

メニューは、炒めたお米、きゅうり、レモン、そして鶏肉とピピアン(瓜系の野菜)、ジャガイモの炒め物にトウモロコシという構成です。
決して豪華な食事ではありませんが、お肉の味付けが美味しかったです。
登山中のエネルギー補給には十分でした。

この昼休憩した場所が最後の売店でした。
私は、山小屋でお湯を準備してくれるとのことだったので、カップラーメンを買いました。
