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チチカカ湖の行き方| インカエクスプレス乗車記クスコからプーノへ|後半

Ancient stone ruin with tall, sunbaked walls, rectangular window openings, and circular column bases set in a sunlit courtyard. ペルー

ペルーの古都 クスコ から、チチカカ湖の拠点 プーノ を経て、ボリビアへ抜ける陸路ルート。どんな方法があり、どうやって行くのが良いか迷っておられるのではないでしょうか?今回は、主要な行き方3選と、私がお勧めする移動方法、クスコからプーノへの観光バスインカエクスプレス(Inka Express)」の乗車記と共に、リアルなスケジュールと合わせて徹底解説します!

南米のバス便や観光地のルール、通貨レートは非常に変動しやすいため、旅行を計画される際は必ずご自身で各公式サイトなどの最新情報をご確認ください。


こちらは後半の記事です。
前半の内容やルートの概要を知りたい方は以下の記事をどうぞ!

チチカカ湖の行き方| インカエクスプレス乗車記クスコからプーノへ|前半
ペルーの古都 クスコ から、チチカカ湖の拠点 プーノ を経て、ボリビアへ抜ける陸路ルート。どんな方法があり、どうやって行くのが良いか迷っておられるのではないでしょうか?今回は、主要な行き方3選と、私がお勧めする移動方法、クスコからプーノへの…


以下のマップの青色ルートが私が参加した、インカエクスプレスの走行ルート概要です。

詳細は以下HPへ。
インカエクスプレス(Inka Express)


では前半の続きを見ていきましょう!


② ラクチ遺跡(Raqchi)

ペルーのラクチ遺跡(Raqchi)にあるインカ帝国最大の建造物・巨大なウィラコチャ神殿の壁

午前10:15頃に到着したのは、インカ時代の重要な遺跡「ラクチ(Raqchi)」。


世界遺産Ruta del Solの構成の一部です。



こちらには本当に圧倒されました!最も目を引くのは、巨大なウィラコチャ神殿の壁です。元々の長さが約92m、幅25mの神殿で、その真ん中を長さ方向に貫く高さ12m程度の壁が現存しています。

この神殿はインカ帝国において、単一の建物として最大であるとされています。現存している部分だけを見てみても本当に大きく、広大な土地の中から眺めると、もともとの神殿の大きさも想像でき、建造された1493年までに完成した頃に思いをはせることができました。

また、神殿の真ん中を貫く壁というのも非常に面白いと思いました。壁と言えば、建物の四方を囲むものというのが私の常識でしたが、この大きさの神殿を支えるために、中央にも壁が必要だったということです。


また、非常に珍しいとされる穀物倉庫(コルカ)が綺麗な状態で大量に保存されています。なぜこの地にこれほど大規模な遺跡ができたのか、歴史のロマンを感じる解説を聞きながらじっくり巡ることができます。


ラクチ遺跡に綺麗に保存されているインカ時代の円形穀物倉庫(コルカ)が一面に広がる景色




③ マランガニ(シクアニ)でのペルー料理ビュッフェ

マランガニ(シクアニ地区)のレストランで楽しむ種類豊富なペルー料理のビュッフェランチ

お昼はマランガニ(シクアニ地区)のレストランにて、ビュッフェ形式のランチを堪能。

新鮮な野菜はもちろん、肉、魚料理、スープ、お米、パン、デザートまで種類豊富で、どれもとても美味しかったです。
慌てることなく、十分におなか一杯になりました。

マランガニ(シクアニ地区)のレストランで楽しむ種類豊富なペルー料理のビュッフェランチ

日本ではなかなか味わうことのできないペルー独特の味付けや材料をふんだんに用いた料理がたくさん並んでいます。

ペルーのご当地料理が好きなだけ味わえるので、本当におすすめです!


大満足で12:30頃にレストランを出発します。


⑤ 最高到達点!ラ・ラヤ峠(Abra La Raya)

標高4,338mの最高到達点・ラ・ラヤ峠(Abra La Raya)から望むアンデス山脈の雄大な絶景

旅のハイライトの一つが、標高 4,338m に位置する「ラ・ラヤ峠」での記念撮影。


目の前に広がるアンデス山脈の雄大な景色。すそには緑が広がり、険しい岩肌が覗き、奥の山には雪が残っています。

最高地点ならではの澄んだ空気と心地よさを堪能しました。14時ごろに出発し最後の目的地へ。


④ プカラの考古学博物館(Pucará)

ペルーのプカラ(Pucará)考古学博物館に展示されているインカ時代より昔の文化紹介イベントのポスター

続いて15:20頃に訪れたのは、インカ時代よりもさらに昔である紀元前500年〜紀元後400年頃(日本の縄文時代前後に相当する時代)の歴史を持つ「プカラ」の博物館。ペルーといえばインカ帝国が注目されがちですが、それよりも遥か昔から紡がれてきた、アンデスの原点ともいえるディープな歴史に触れることができます。



ペルーのプカラ(Pucará)考古学博物館に展示されているインカ時代より昔の文化を反映した歴史的な石像遺跡


このどこか狛犬やシーサー似た置物はトリート・デ・プカラと呼ばれる、魔よけの牛の置物です。


もともとはスペイン人が持ち込んだ牛がモチーフですが、プカラの職人たちの手によって、「家族の保護」「富と繁栄」「肥沃」の象徴として独自の工芸品へと生まれ変わりました。


お土産として近くの売店で様々なサイズが売っています。買われる際はぜひセットで!




【リアルな注意点】ラ・ラヤ峠のお土産事情

標高4,335mのラ・ラヤ峠で地元の人々がアルパカ製品やマフラーを販売するお土産売り場の様子



標高4,335mのラ・ラヤ峠では、地元のおばちゃんたちがセーターやマフラー、手袋などを販売しています。彼女たちは「アルパカの毛100%だよ」と言って熱心に売ってきますが、価格的に本物の高級アルパカ(特にベビーアルパカなど)ではない可能性が非常に高いです。

  • 本物のアルパカ製品が欲しい方:ここでの購入はあまりおすすめしません。クスコやラパスなどで保証を付けてくれるお店で購入されるのが良いと思います。

  • お土産・支援として割り切る方:生活が決して裕福そうではない方々が多かったため、彼女たちを助ける(寄付やチップの代わり)という意味形で購入するのはとても素敵だと思います。ただし「本物が安く買えた!」と期待しすぎないように注意してくださいね。


あまり滞在時間も長くありません。また、プーノにも、似た製品を扱うお店はありました。慌てて購入されなくても全然問題ないと思います!

実際に乗ってわかった!旅の最終チェックリスト

すべての行程を終え、バスは夕方の17:30に無事プーノへ到着しました。長時間の移動ではありますが、快適なシート、美味しい食事、そして次々と現れる絶景と遺跡のおかげで、全く飽きることのない大満足の1日でした。


最後に、これから旅立つ方へ向けたリアルなアドバイスをまとめます。

  • 別途現金(ソル)の用意が必須!
    インカエクスプレスのツアー代金(50ドル)には、各観光地の入場料が含まれていません。現地チケット売り場ではカードが使えず、必ず「現金(ソル)」での支払いが必要になります。当時の各入場料(アンダワイリリャス:15ソル、ラクチ:20ソル、プカラ:18ソルなど)を合わせて、合計53ソル(日本円で約2,450円 ※当時のレート換算)がかかりました。クスコを出発する前に、必ず財布の中に現金のソルが残っているか確認してください。
  • 車内サービスは超充実
    車内では、無料Wi-Fi(2025年7月からStarlinkの衛星通信が導入されており超高速!)が使えたほか、コカ茶やコーヒーなどのドリンクサービスも充実していました。高山病対策として、車内でこまめに温かいコカ茶を飲んで水分補給するのがおすすめです。




クスコからプーノ、そしてその先のボリビアへと陸路で効率よく、かつ濃い旅をしたい方は、ぜひ観光バスでの移動を選択肢に入れてみてください!



ライター
Moto
モト

理系大学院卒業後、新卒入社した自動車部品メーカーに7年勤務。
元気のあるうちに世界中の自然を堪能したいという夢をかなえるため一念発起し退職。31歳にて1人での海外ハイキング旅行を100日間実施。その後、中米エルサルバドルにて2年間滞在。趣味はハイキング、山歩き、カメラ、読書、食事。

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