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サルカンタイトレッキング | スタンドバイミーの線路を歩く歩行ルートガイド|4日目

マチュピチュへ続く、スタンドバイミーロード 海外ハイキング

サルカンタイトレッキング後半戦。4日目は、マチュピチュ遺跡の真下にある麓の街「アグアス・カリエンテス(マチュピチュ村)」を目指しました。

この日は、インカの歴史ロマンに触れるリャクタパタ(Llactapata)遺跡を訪れ、映画「スタンド・バイ・ミー」さながらの線路歩き(長ーい)が待っていました。


ツアーの仲間たちとはほんの少し距離が近づき、自然の絶景を孤独に楽しんだ前半とうって変わり、インカの歴史を肌で感じる一歩を踏み出しました!

三日目のツアー内容についての記事はコチラから!

【3日目】サルカンタイトレッキング絶景コカルマヨ温泉とスタンド・バイ・ミーの線路を歩く



AM5:45 朝ごはん

いつも通り、朝は早いです。

サルカンタイトレッキング4日目の朝食に出されたバナナやスイカ、マンゴーの新鮮なフルーツ盛り合わせ


フルーツ盛り合わせ。バナナとスイカとマンゴー。

トレッキング4日目のエネルギー補給となるスクランブルエッグ、ハム、蒸したタロイモ(ユカ)とパンの朝食


スクランブルエッグ、ハムと、蒸したタロイモ(ユカYucaと言います)、そしてパンが出ました。

朝食を食べ、マチュピチュ遺跡の麓にある街「アグアス・カリエンテス」を目指します。

マチュピチュの麓アグアス・カリエンテスに向けて出発前、ツアーメンバー全員で組んだ円陣


モト
モト

実はこのような円陣は何度かやっていましたが、心なしかこの日はみんなの距離がほんの少しだけ、近く、やらされ感が少し減っている感じがました。



【注意】朝から大トラブル!謎の大量虫刺され

4日目の朝、ツアーのほぼ全員を巻き込む大トラブルが発生しました。

モト
モト

虫に大量に刺されたのか、全身が無性に痒くなりました……。これは本当に不快で辛かったです。

歩いている際、メンバーみんなのふくらはぎを見ると、赤い斑点がびっしりでした。私も足はもちろん、服で覆われているはずの胸やお腹、肩にまで斑点ができていました。

以下にふくらはぎに刺された様子を貼りますが、御覧になりたい方のみクリックしてください!

閲覧注意



おそらく、標高が低くなり気温が上がったことで、レンタルした寝袋や毛布にいた「ダニ」が一気に活発になったのだと思います。( ;∀;)

モト
モト

これから当ツアーでサルカンタイトレッキングに行かれる方で、寝袋や毛布を借りる場合は、ご注意ください。ダニよけスプレーや強力な痒み止めを持参することをお勧めします。(※ツアー会社には報告しました)

遙か彼方のマチュピチュを望む「リャクタパタ遺跡」

ルクマバンバからリャクタパタ遺跡へ登るトレイルの途中にある木造の簡易休憩スポット

この日の行動時間は約9時間で歩行距離は約20㎞!

ルクマバンバにある宿を出て、標高差約700mあるリャクタパタ遺跡を目指します。

リャクタパタ遺跡を目指して深い森の中を進むサルカンタイトレッキングの沼地ルート

途中の休憩施設。

マチュピチュ遺跡を見られるインカの遺跡「リャクタパタ遺跡」までの非常にぬかるんだ登山道

沼地もありました。




山の中に静かに佇むマチュピチュの天文台だったとされるインカの遺跡「リャクタパタ遺跡」の石組み

リャクタパタ遺跡に到着しました。

インカの天文学の結晶「リャクタパタ遺跡」からマチュピチュを望む

「リャクタパタ遺跡」の遺跡にあるこの長い廊下の先にはマチュピチュ遺跡がみられる。

[Google Map:リャクタパタ遺跡]

ここは、谷を挟んだ遠くかなたからマチュピチュを望むことができる素晴らしい場所です。

マチュピチュから約4キロメートル離れた西側の尾根に位置するインカの遺跡群「リャクタパタ(Llactapata)」。
ただの通過点ではなく、歴史的にマチュピチュと深い結びつきがあります。
ここは単なる集落ではなく、マチュピチュを観測するための「太陽の神殿(天文台)」だったことが分かっているとのこと。


1912年にハイラム・ビンガムがわずか5時間調査したのち、長い間深い密林に阻まれていましたが、2003年のトムソン・ジグラー調査団による大規模なGPS探査などでその全貌が明らかになりました。

遺跡にある長い廊下(1つ前の写真)は正確にマチュピチュの方向(方位角65度)を向いており、毎年6月の冬至(インティ・ライミ=太陽の祭礼)の朝には、マチュピチュの真後ろから太陽が昇るように設計されているそうです。その構造は、クスコにある聖なる「コリカンチャ(太陽の神殿)」とも酷似しています。
※南半球では6/21は夏至ではなく冬至となる


クスコ市内にある太陽の神殿「コリカンチャ」の極めて精巧なインカの石組み壁

上はコリカンチャの一部。

マチュピチュ方向を向く小窓のようなくぼみが並ぶリャクタパタ遺跡の儀式用とされる石壁
インカの天文学の傑作であるリャクタパタ遺跡の石壁と精巧に切り出された窓の遺構

こちらがリャクタパタ遺跡。確かに出典の言うように、この扉部分の中には、小窓の様なくぼみいくつもありました。

出典『The Story of Llactapata: Machu Picchu’s Observatory




到着したときは辺り一面に霧がかかっており、残念ながらマチュピチュ遺跡は見られませんでした。

インカの神官たちが太陽の動きをじっと見つめていた、まさにその聖なる視線を数百年後のいま、自分が追体験しているなんてことも想像できますね。

20分ほど少し先に進み、展望台につくと、ついにマチュピチュ遺跡を見ることができました。

リャクタパタ遺跡から20分歩いた先の展望台から遠望するマチュピチュ遺跡と左側にそびえるワイナピチュ山の絶景

中央にマチュピチュ遺跡。 左のコブはワイナピチュ山です。
この時点でもたくさんの人が訪れているんだなと想像しながらみていました。(ちなみに肉眼ではもっと小さく見えます)



「ついに明日、あの場所に行くんだ」という実感が湧いてきて、一気にワクワクしてきます。


ここは、谷を挟んだ遠くかなたからマチュピチュを望むことができる素晴らしい場所です。

「スタンド・バイ・ミー」の線路をひたすら歩く

その後、「スタンド・バイ・ミーの道」の始発点である水力発電所(ヒドロエレクトリカ)駅に到着。
アグアスカリエンテスまで約10㎞(約3時間)!

ヒドロエレクトリカ周辺にある食堂や線路の様子

線路沿いに売店やレストランがありました。お昼ご飯です。

ヒドロエレクトリカ近くにある食堂のランチ。鶏と豆の煮込み。

ランチは4種類程度から選ぶプレート形式で、私は鶏の煮込みを選びました。このほかにガーリックパン、ワカモレ、ジュースが1杯ついてきました。(ツアー代に含まれる)

ここでも美味しいご飯を食べ、エネルギーを補給した後は、ひたすら線路の道を歩き続けます。

マチュピチュ村へと続く線路(ヒドロエレクトリカ)をひたすら歩くスタンド・バイ・ミーのような歩行ルートとペルーレイルの列車

本当に線路沿い、線路内を歩いていきます。
電車が通る際は、汽笛が鳴り、歩いている人たちは脇に避けます。


マチュピチュ村へと続く線路(ヒドロエレクトリカ)をひたすら歩くスタンド・バイ・ミーのような歩行ルート

この道のりが、とにかく長かったです。

モト
モト

いうなれば、上高地の河童橋ー明神ー徳沢ー横尾を歩いているような感覚といえば伝わるでしょうか(笑)



好きな音楽を聴きながら歩くのもよいでしょう。


マチュピチュ裏ルートの線路沿いにある売店に並ぶ、焼き立ての南米風パイ「エンパナーダ」

突然現れた線路沿いの売店。

ヒドロエレクトリカからアグアスカリエンテスへの歩行中に小腹を満たす絶品の具入りエンパナーダ


エンパナーダという、具材を小麦粉などの生地に包んで焼いたご当地料理でエネルギー補給です。




長旅の末、ついに今夜の目的地、アグアス・カリエンテスに到着! 明日はいよいよ、憧れのマチュピチュ遺跡へと入場します。

無事に4日目の長距離トレッキングを終えて到着したマチュピチュの麓の街アグアス・カリエンテス(マチュピチュ村)の街並み。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました! (5日目のマチュピチュ編へ続く)



ライター
Moto
モト

理系大学院卒業後、新卒入社した自動車部品メーカーに7年勤務。
元気のあるうちに世界中の自然を堪能したいという夢をかなえるため一念発起し退職。31歳にて1人での海外ハイキング旅行を100日間実施。その後、中米エルサルバドルにて2年間滞在。趣味はハイキング、山歩き、カメラ、読書、食事。

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