当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

スペインの新幹線AVEの予約で気を付けること&キャンセル体験

マドリード駅のホームに停まっているIryoとAveの車両 スペイン


◆この記事はこんな方におすすめ!

・飛行機の到着日にAVEなどの長距離列車を予約しようとしている方
・Renfeの運賃タイプ(Básico・Elige・Prémium)のどれを買うか迷っている方
・変更・キャンセルの実際をリアルな体験談で知りたい方


Renfeの運賃タイプと変更・キャンセル条件

Renfeの公式サイトで、AVEの主な運賃タイプの条件を確認しました。
以下は2026年10月時点の公式サイトの記載です。
条件は変わることがあるので、購入前に必ず公式サイトで確認してください。

運賃タイプ変更キャンセル※2026/10時点
Básico(最安)1回10€+差額。出発24時間前まで可能だが返金なし(購入後2時間以内を除く)
Elige1回目は無料(差額のみ)、2回目以降10€70%返金(購入後2時間以内は手数料なし)※出発15分前まで
Prémium変更・返金の条件が最も手厚いタイプ(Superflex付き)公式サイトで要確認


出典:Renfe 公式「Básico」/Renfe 公式「Elige」/Renfe 公式「Prémium」


無料の会員登録すれば、初回割引特典などもある場合がありますので、おすすめです!!

【注意事項】
・Eligeには、購入時だけ付けられる追加オプション(当日の別便に無料で変更できる「Puente AVE」など)があります。ただし空席があることが条件です。

・Eligeには、乗り遅れた場合に次の列車へ新しい切符代の30%で乗れる制度もあります(出発後30分以内に手続き)。※私は当時この制度は知りませんでした💦


・Renfeの確認メールには、線路の一時的な速度制限による遅れは、2026年1月31日以降に購入した切符では補償の対象外と書かれていました。



万が一の時のキャンセルや変更をスムーズに行うために、アプリを事前にダウンロードしておくと安心です。

Renfe – Aplicaciones en Google Play
Compra, gestiona y lleva tus billetes Renfe en el móvil de la manera más fácil.





予約していた旅程と結果

私は2026年6月11日(木)のAM7:35バルセロナ着のエティハド航空のチケットを購入。
入国審査の時間を考慮しAM9:55バルセロナ・サンツ駅発のAVEを予約しました。

しかし万が一入国審査や到着の遅れもありうると考え、上記の3種のチケットのうちEligeのチケットを購入しました。このチケットでは日程変更の1回目は無料(差額のみ)、2回目以降10€だったからです。


スペインの高速列車AVEの予約チケットの概要


結局、私はコチラのチケットを使うことができず、そして旅程の都合から変更もできませんでした。
入国審査での長蛇の列と、いくつかのトラブルがあったためです。

最終的には、入国審査待ちをしている間にRenfeのスマホアプリをダウンロードし、70%の返金を依頼(数日で支払ったクレジットカードへ返金されました)。


ウェブページからではなぜかキャンセルができなかったのです。。


入国審査後、Iryoという列車を予約し、何とかセゴビアに到着しました!!💦


いざ当日どのような動きになったか見てみましょう。





【結論】変更できるチケットでも、満席なら振替できない

私が買っていたElige、キャンセルや時刻の変更ができるチケットです。到着時間から約2時間20分。

空港からバルセロナ・サンツ駅までも移動時間がかかるので、
「これだけ空けておけば大丈夫」と、そのときは本気で思っていました。
ところが、その読みは甘かったのです…。

当日:入国審査の長蛇の列で、AVEをキャンセル

バルセロナ空港の様子

結果としては到着の7:45頃から、AVE出発の約20分前(9:35ごろ)まで、入国するまでに約100分ほどかかりました。



外国人レーンを目印にして、入国審査ゲートへ進みます。長蛇の列が待っていました。周りを見るとどうやら入国審査が二手に手すりで分かれていることに気づきました。しかしすでに私は職員との対面の入国手続きレーンに入ってしまっていました。


周りの様子から、日本人は、もう一方のパスポート読み取り機械のある方で進めそうだとわかりました。


しかし、すでに列の中盤にいて、抜け出すことが難しい状況でした。


不幸中の幸いで、スペイン語を話すことができたため、ちかくにいた職員に聞いてみると、あなたたち(日本人)はその列で待ちなさいと言われ、刻々と時間が過ぎていきました。


信じられず、そして正しく伝わっていない可能性もあると思い、他の職員に聞いてみても、同様。


そのほかの日本人は通っている自動レーンになぜか通してくれず時間だけが過ぎていきます。。。


本当にまずいと思って、職員に持っていたAVEの電車チケット画面を見せ、その出発時刻を伝えて早く入国しないと乗れなくなると尋ねると、列を抜けさせてくれ、先頭に連れて行ってもらいましたが、なぜか、自動レーンの読み取り機を通した人達が1つ目のステップが完了し、パスポートをスキャンするSTEP2のレーンの先頭に。

案の定、STEP2の読み取りでは弾かれ、それを伝えると対面の窓口へ案内。


先頭側に案内されたものの、その先頭の列は横5列ほどありました。

その場の職員に私たちの状況が共有されておらず、他の4列の人たちがどんどんと通っていきます。


これでは「AVEに乗るのは無理な可能性が非常に高い」と感じながらこのやり取りを進めており、その間に電車の時間変更ができないかとスマホと格闘。








振替先を探すも、当日は満席、翌日以降は高い追加料金

変更できるチケットなので、同じ日の遅い時刻の列車に変えればいいと考えていました。


しかし、当日の私が予約したよりも遅い時間に出発する列車は、すべて満席で予約できませんでした。



翌日以降の列車は、「チケット変更」の権利で探すと、基本的に支払った額より高い追加料金が必要でした(金額は日や出発時間でまちまち)。



でも、翌日以降に振り替えると、元々予定していた旅程どおりに動けません。
私はその日のうちにセゴビアへ移動して、もともと決めていた日程をやり遂げたかったのです。
そこで振替は選ばず、泣く泣くキャンセルすることにしました。



逸る心臓を抑えながらスマホでキャンセル。返金はあった

さてキャンセルしかないというところで、キャンセル規定を調べると出発の「15分前まで」に申請しないと返金がありません。それにも確実に間に合わさなければ踏んだり蹴ったりです。



入国審査の列に並んだまま、なんとか逸る心臓を抑えながらスマホでキャンセルすることができました。
キャンセルしたのは、AVEとAVANTを乗り継ぐ3人分の切符(合計254.70€)です。
出発直前のキャンセルでしたが、そのうち178.35€が返金されました(カード明細の実額で34,294円)。



なので、チケット代を全額失うことにはなりませんでした。
差額の76.35€(約1.5万円)が実質の損失に。




つまり、「変更できる権利」があっても、空席がなければ使えないということです。
変更可能なチケットは「乗れなかったときの保険」だと思っていましたが、
その日や前後の予約状況によっては、思ったように使えないことがあると身をもって知りました。







そして、それに加えて、新たにチケットを予約しなければなりません。本当に痛い勉強代でした…。






そこで私が今思うのは、確実に乗れる状況なら、変更不可・キャンセル不可の安いチケットを買うのも良い選択肢だということです。
逆に、乗れるかどうか読めない日は、変更できるチケットでも安心しきらないことが大切です。




一度まとめます!!

私の教訓:次に予約するならこう選ぶ

確実に乗れる日は「安いチケット」で十分

変更・キャンセルできるチケットは、Básicoより高い分、安心を買うものだと思っていました。
しかし満席の時期は、変更の権利があっても使えないことがあります。


確実に乗れる日なら、変更不可の安いチケットを選ぶのも合理的だと感じました。

飛行機の到着日は、長距離列車を予約しない選択も

私の場合、いちばんの原因は到着当日の入国審査が読めなかったことです。


余裕を持ったつもりでも、空港の混雑ひとつで計画が崩れてしまいます。
到着日に移動するなら、当日に空席を見て買う、別の会社(iryoなど)も候補に入れておく、といった備えが安心です。

これからスペインで高速鉄道を予約する方は、
「変更できる=必ず乗れる」ではないことを、ぜひ覚えておいてください。
皆さんの旅が、私より少しでもスムーズになれば嬉しいです!



以下、後日談を書いておりますので興味のある方は是非読んでください!!

なぜバルセロナ到着日にセゴビアへ?旅程の考え方

今回の旅は、成田からエティハド航空でアブダビ経由、バルセロナには6月11日7:35に到着する予定でした。
帰りもバルセロナの空港から飛ぶため、最後の1泊はバルセロナに泊まる必要がありました。
それなら、バルセロナ観光は旅の最後にまとめて泊まったほうが効率がいいと考えたのです。



そこで、到着したその日のうちにセゴビアまで移動する計画にしました。
移動のスピードを考えて、候補に上がったのがスペインの新幹線、AVEです。
バルセロナからマドリードまでAVE、マドリードからセゴビアまでAVANTを乗り継ぐ切符を、3人分予約しました。



9:55発を選んだ理由:余裕を持ったつもりだった





空港からバルセロナ・サンツ駅までも移動時間がかかるので、
「これだけ空けておけば大丈夫」と、そのときは本気で思っていました。
ところが、その読みは甘かったのです…。



iryoとバスを乗り継いで、その日のうちにセゴビアへ

AVEをキャンセルしたあと、iryo(イリョ)という別の会社の高速列車を当日予約しました。
バルセロナ・サンツ13:13発、マドリード・アトーチャ16:37着で、切符は1枚121.41€。

スーツケースを持ち込む場合は事前予約する場合:約8.5ユーロ(Inicial Superior)

事前に大型手荷物のオプションをつけずに持ち込んだり、規定サイズ・個数を超える場合は、乗車時(改札や搭乗口)に40ユーロの追加手数料(超過料金・ペナルティ)が適用されます。
プラットフォームに入る前、ちゃんと係員によってチケットが確認され荷物の料金が含まれているかを見られましたので、しっかりと予約することをお勧めします


手荷物のみのチケットを一度予約してからでも、このオプションは追加可能でした。

私は手荷物のみでしたが、兄弟はスーツケースを持っていたためです。

こちらは手荷物のみのチケット

Iryoのバルセロナからマドリードまでの手荷物のみチケット




こちらがスーツケース荷物込みのチケット

Iryoのバルセロナからマドリードまでのスーツケース持ち込み込みチケット



iryoはマドリードまでなので、そこから先はセゴビア行きのバスに乗り継ぎました。



アトーチャに16:37に着いて、バスは18:20発。乗り換え時間は約103分です。
アトーチャ駅からモンクロアまでは、マドリード市営バスEMTの001番線という無料バスも走っています。ただ、車内が混んでいて乗れない可能性がありました。
そこで私は、時刻が確実な地下鉄でバス乗り場へ向かいました。



【EMT 001番線(無料バス)】
・区間:アトーチャ駅〜モンクロア(グラン・ビア経由)/運賃:無料
・運行時間:7:00から。終了はアトーチャ側23:00、モンクロア側23:30
・運行間隔:平日の混む時間帯は7〜8分おき
・モンクロア側の乗り場:モンクロアのバスターミナルの、Arcipreste de Hita通り側の出口
・出典:マドリード市の公式発表/マドリード観光局の公式サイト。2026年10月19日に確認。運行時間などは変わることがあるので、利用前に最新情報を確認してください。





マドリードの地下鉄シウダー・ウニベルシタリア(Ciudad Universitaria)駅の入口。セゴビア行きAvanzaバスの乗り場がある駅

バスはAvanzaの18:20発、セゴビアのバスターミナル行き(19:50着予定)です。
切符の路線名は「UNI.COMPLUTENSE(Ciudad Universit)-SEGOVIA」です。乗り場は「Ciudad Universitaria」で、モンクロアのAvanzaの窓口で聞いて確かめました(メトロでモンクロアから1駅ほどの場所です)。
運賃は1人6.20€、3人で18.60€(約3,600円)。おかげで、その日のうちにセゴビアに到着できました!!



マドリードからセゴビアへ向かうAvanzaバスの車内。座席背面のモニターと折りたたみテーブル(2026年6月11日18:20発の便)

【注意事項】
・Avanzaの切符の出発地は「MAD.UN.COMPLUT.」という略称だけで、具体的な乗り場の場所は書かれていません。
・私が乗った乗り場は「Ciudad Universitaria」でしたが、これは2026年6月11日時点の案内で、いつまで続くかは分かりません。
・乗る前に、切符に書かれた公式ページ(avanzabus.com/destinos/madrid-moncloa/)か、モンクロアのAvanzaの窓口で確認してください。
・切符の到着時刻(19:50)は概算です。





この日の私の出費は、キャンセルの実質損失25.45€+iryo 121.41€で、合計146.86€でした。


スペインでは、Renfe以外にもiryoなどの会社が同じ区間を走っています。
RenfeのAVEが満席でも、別の会社なら空いていることがあるのは、覚えておくと心強いです。



まとめ

今回は、変更できるチケットを買っていたのに、当日は満席、翌日以降は高い追加料金で、AVEを振り替えられなかった体験談をご紹介しました。



直前のキャンセルでも一部は返金されましたが、痛い勉強代となりました。
それでもiryoとバスを乗り継いで、その日のうちにセゴビアに着けたのは不幸中の幸いでした!

今回関係した駅・バスターミナル(地図)

  • バルセロナ・サンツ駅(Barcelona-Sants)
    地図:Googleマップで見る
    ジャンル:鉄道駅(AVE発着駅)
    ポイント:今回乗れなかったAVEの出発駅
  • マドリード・アトーチャ駅(Madrid-Puerta de Atocha-Almudena Grandes)
    地図:Googleマップで見る
    ジャンル:鉄道駅
    ポイント:AVEの到着予定駅。実際は代わりに乗ったiryoで16:37に到着
  • マドリード・チャマルティン駅(Madrid-Chamartín-Clara Campoamor)
    地図:Googleマップで見る
    ジャンル:鉄道駅
    ポイント:セゴビア行きAVANTの出発駅
  • セゴビア・ギオマール駅(Segovia-Guiomar)
    地図:Googleマップで見る
    ジャンル:鉄道駅(高速線の駅)
    ポイント:AVANTの到着予定駅(実際はバスでセゴビアへ向かったため利用せず)
  • セゴビアのバスターミナル(Paseo Ezequiel González 20)
    地図:Googleマップで見る
    ジャンル:バスターミナル
    ポイント:Avanzaのバスの到着地(19:50着予定)





ライター
Moto
モト

理系大学院卒業後、新卒入社した自動車部品メーカーに7年勤務。
元気のあるうちに世界中の自然を堪能したいという夢をかなえるため一念発起し退職。31歳にて1人での海外ハイキング旅行を100日間実施。その後、中米エルサルバドルにて2年間滞在。趣味はハイキング、山歩き、カメラ、読書、食事。

モトをフォローする
スペイン海外旅行
シェアする
モトをフォローする
タイトルとURLをコピーしました