② 廃村サライス村周回

どんなルート?見どころと景色
2日目に挑んだ、宿のスタッフさんに教えてもらった「捨てられた村、サライス」を経由してバルエラへ戻る1周周回ルートです。
| ハイキング名 | ② 廃村サライス村周回 |
| オススメ度 | ★★★☆☆ |
| 絶景度 | 朽ち果てた廃村と歴史のロマン |
| 難易度 | 低〜中(適度な傾斜の周回) |
| 所要時間 | 約6時間(周回) |
| 出発地点 | バルエラ (Barruera) |
| 終了地点 | バルエラ (Barruera) |
| 距離 | 約 14.9 km (周回) |
| 標高差 | 約 +433 m |
| 備考 | ・21日に予定の静かなルート ・サライス(Saraís)の古い街並み |
- バルエラ(出発) 2. Durro(集落)→サライス(Saraís / 廃村)→ 4. バルエラ(帰着)
- 美しい街「Durro」: 建物が石造りで統一された見事な中世の街並みですが、お店が一軒もやっておらず静まり返っています。
- 草が生い茂る廃村「サライス」: 過去に火事で放棄された歴史を持つ村。アニメのようなエモい形式を想像していると裏切られます。実際は、崩れた石造りの家々が圧倒的な草木に完全に自然に飲み込まれており、「人間の生活が自然に還っていくリアルな迫力」を体感できる衝撃的なスポットです。
【ルート地図】緑色
【注意事項】
・出発後、何かを購入できる場所がないため、すべて持って行く必要がある。
・標高差約433 m程度だが、気温が高く、日差しが強い時期は水分を多めに持って行く。

まず私はバルエラにある世界遺産「ボイ渓谷のカタルーニャ・ロマネスク様式教会群」を構成する教会の1つ、サント・フェリウ教会を訪れました。この教会は土日の10時から14時までしか空いておらず、タイミング的にこの日のハイキング前がベストでした(3ユーロでクレジット払い可)。
見に行かれる際は、開館時間にご注意ください!

中世11世紀ごろに建てられた石造りのロマネスク様式の教会、シンプルですが、石造りで重みを感じます。

鐘の台からも良い景色が見られました。

最初の目的地、ドゥロの村に到着。この村もバルエラ同様、石造りの家が斜面に並び、アニメの世界に迷い込んだように感じました。
奥に見える山々も雄大で美しいです。

さて、この町にも世界遺産の1つである協会がたっています。
ナティビタート・デ・マーレ・デ・デウ・デ・ドゥーロ教会(Església de la Nativitat de Durro)といい、
こちらに入れるのは土日の16時から19時まで。
外観のみを堪能しました。

上記が2026年5,6月の料金表でした(ピントが合っておらずすみません。( ;∀;))。
尚、ほかの村にもある教会と合わせて、教会群周遊セット割引があります。タウルという村にあるサン・クリメント教会を含む3つの教会で8ユーロなどです。
回られる方は、初めに行った教会で受付の方に聞いてみると良いかと思います!

ドゥロの村には、このように、建物はたくさんあるのですが、売店は1つもありません!!
実はバーが1つあると村民に聞きましたが営業していませんでした。何も買いたすことができないと考えて行かれると良いかと思います!!
ほんの少し、来た道を戻り、下の通り、サライス(Sarais)の方へ進みます。

このように、看板が不定期に表れ、未知も明瞭なので迷わず進むことが可能ですが、万が一のために、上に上げたGPXデータもご参考いただければ幸いです。

ここからは基本的に樹林帯の中を進みます。この日は非常に蒸し暑く、また日陰はハエがたくさん飛んでいましたが、蚊や蜂はおらず、実害はありませんでしたが、ハエはうっとおしかったです。
虫よけスプレーやハッカの香りのするものを持って行くと少しはましになるかと思います。(私は携帯サイズのタイガーバームを顔に塗っていました)

突然、登山道上に鳥の羽が大量に散乱しているのを見つけました。

羽の模様からカケスという鳥の様です。
他の動物に襲われたのか、何が起きたのかはわかりませんが、日本でも生息している様です。

視界が開けた所からは、カール地形の見られる山々が広がっています。
サライス村へ到着。登山道を歩いていると突然、石垣が現れ、家の様な形をした人工物が現れました。

建物には屋根がなく、草が生い茂っていました。この村は、徒歩でのみアクセスが可能であることから、建物間の道は人が通れるほどの広さしかありません。
70年ほど前に火災が起きたことにより放棄されたということでした。車が入れない不便さもあったことも要因の1つということです。
どの建物も屋根がなく、植物に覆われており、勝手に想像していた、荒野にぽつぽつと人の住んでいない家々があるという、想像の廃村とは全く違って新鮮でした。
マチュピチュ遺跡やポンペイの遺跡など屋根のない建物が保存されている遺跡もありますが、よく維持保管されているのだと感じました。
歴史の長さは違うものの、現代における手の付けられていない廃村を見られる貴重な機会でした。

麓に降りると、水辺が広がっていました。カルデット貯水池(Pantà de Cardet)ということで、この下流にダムが広がっていました。
釣りができるようです。ここからあと1時間もかからず宿に戻れるのですが、暑さもあり、ベンチで休憩。
所々ベンチがあるのがありがたいです。

持参した水分が足りず、最終手段で、ザックの奥に入っていたぬるいビールで水分を補給。

このルートを歩いている方はほかに一人もおらず、ベンチでゆっくり気が向くまで休憩。

あとはほとんど標高差のない、一本道で宿まで戻りました。
③ バルエラーボイ間ハイキング
| ハイキング名 | ③ バルエラーボイ間 |
| オススメ度 | ★★★★☆ |
| 絶景度 | のどかなピレネーの村の風景 |
| 難易度 | 低(平坦で歩きやすい) |
| 所要時間 | 約2時間(往復) |
| 出発地点 | バルエラ (Barruera) |
| 終了地点 | ボイ (Boí) |
| 距離 | 約 8.2 km (往復) |
| 標高差 | 約 180 m |
| 備考 | ・ウォーミングアップに最適 ・ボイのロマネスク教会群も必見 |
【ルート地図】緑色
宿泊先だったバルエラを出発します。(こちらの宿(Hotel Farré d’Avall)は個人的に最高だったので別の記事でご紹介します!)

サントフェリウ教会の横を抜け、川にかかっている橋を渡ります。

黄色で目立つ看板があり、Boí行きの矢印に従って進みます。

コースの距離、残りの時間も詳しく書かれていてとても整備されていました。

周りは静かで、鳥のさえずりが響いています。9時過ぎですがまだまだ、空気はひんやりとして心地よい中、先へ進みます。

展望台からは美しいピレネー山脈の景色が見られました。
そしてボイ村へ到着。
非常にさわやかなハイキングとなりました!!
【補足】疲れた足をアイシング!ピレネーの冷涼な川の恵み

バルエラーボイ間にはきれいなNoguera de Tor川が流れており、とっても冷たいです。疲れた後、足を冷やすのに最高でした!
コチラも自然を体感できる1つの魅力です。安全に気を付けていただきながら、ぜひお試しください!!
まとめ
さて今回はバルエラ村を拠点としてトレッキングができる、3つのルートをご紹介いたしました!
バルエラーボイの間は1日一本、日によってはAlsaバスで行くことも可能ですが、是非片道でも歩いていただくことをお勧めいたします。
ルート説明の中にもあった黄色い看板にもありましたが、このエリアにはハイキングルートはほかにもたくさんあります。
私が宿泊した宿には、ハイキングルートの書かれたマップがおいてありました。
是非それを手に入れていただきたいと思います!
それを見て、その日の体調や気分に合わせて決めることも可能です!
私は3泊でこれだけしか歩けませんでしたが、ほかにもたくさん魅力的なルートがあるのだろうと想像できました。
時間はかかるものの、公共交通機関のみで、バルセロナからのアクセスも容易なことから、また必ず訪れたいなと思いました。
是非参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
