スペインのスーパーに入ると、日本では見かけないお菓子や調味料、お酒がずらりと並んでいて、何を買えばいいか迷いませんか?
配る用の定番のお土産より、自分で食べて・飲んで・料理して楽しめる「現地の味」を持ち帰りたい!という方も多いはず。
この記事では、ずばり観光客向けではないラインナップで、私が純粋にリピートしたい・お買い得!と思えたスーパーの6選と、定番のお土産との違いをご紹介します!!
◆この記事はこんな方におすすめ!
・スペインのスーパーで何を買うか迷っている方
・配る用より、自分用に現地の味を持ち帰りたい方
・帰国後にスペイン料理を再現したい方
スペインのスーパーで買うべきお土産6選一覧
| 名前 | 値段の目安(1個・1本) | こんな人に |
| ① ミスターコーン | 285gで2.73ユーロ(約505円) | お菓子好き・ビールのお供に。おすすめはbarbacoa味 |
| ② 魚のコンソメ | 8個入りで約1ユーロ(約185円) | 家でパエリアやスープを作りたい方 |
| ③ 燻製パプリカの粉 | 2.23ユーロ(約413円) | スペイン料理を再現したい方 |
| ④ 小瓶オリーブオイル | 20ml×5本で2ユーロ弱(約370円) | 旅行中の自分用にも、配る用にも |
| ⑤ リオハの赤ワイン | 5ユーロ前後(約925円)から | ワイン好きの方 |
| ⑥ チャコリ | 1本5.95ユーロ(約1,100円)から | さわやかな白ワインや微発泡が好きな方 |
【参考情報】
生ハムなどの肉製品は、お土産でも、真空パックでも、免税店で買ったものでも、原則として日本に持ち込めません(輸出国政府の検査証明書がある場合を除く)。
違反すると、3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金の対象になります。
出典:農林水産省 動物検疫所「肉製品などのおみやげについて」(2026年11月3日確認。規則は変わることがあります)
ちなみにチーズは持ち帰り可能です。
定番のお土産との違い
スペインの定番のお土産といえば、トゥロン(アーモンド・はちみつ・砂糖・卵白で作るお菓子)や、生ハム、陶器などが有名です。
トゥロンは、アリカンテ県のヒホナで作られるものが地理的表示(IGP)で保護されている、由緒あるお菓子です(欧州委員会「Turrón de Alicante IGP」、2026年11月5日確認)。
ただし生ハムは、上のとおり日本に持ち込めません。。
こういった定番は、空港や土産物店で「配る用」に選ぶ方が多いと思います。
一方この記事の6選は、現地の人が普段スーパーで買っている物が中心。
値段も手ごろで、帰国後に自分で食べたり料理に使ったりして、旅の味をもう一度楽しめるのが魅力です!!
スーパーで買えるお菓子のお土産
① ミスターコーン(Mister Corn)|揚げたトウモロコシの粒

最もおすすめなのがこちら。
私が紹介したいのはこれだけといっても過言ではありません。💦
ミスターコーンは、スペインのGrefusa(グレフサ)というメーカーの、トウモロコシの粒を揚げたお菓子です。
カリッと香ばしく、ボリボリと心地よい食感と音の後、トウモロコシの風味が広がります。
気づいたら手が伸びていて、あっという間になくなってしまう悪魔の食べもの。ビールのあてにも、小腹がすいた時にも、いつでも満足させてくれる食感と味です。
超絶おいしいです!!
どんな味かを他のもので形容できないのが残念ですが、コストコで売ってるミックスナッツの中にもいることが分かりました!
小林商事 有塩ミックスナッツ 25袋入 (25gx25袋)
しかし、揚げトウモロコシの割合は極わずか。。。全然満足できません。
是非揚げトウモロコシだけで食べて頂きたい!!!全力でおすすめします!!!
スペインに行ったら買うべきお土産(試すべきお菓子)第一位は、問答無用でこちらのお菓子!!
味はいくつかありますが、私のイチオシは上の写真のオリジナル味(El original)である、barbacoa(バーベキュー)味です。私はALCAMPO(アルカンポ)というスーパーで買いました。
285g入りで値段は2.73ユーロでした。

袋の裏には「APTO PARA VEGANOS(ヴィーガン対応)」と書かれていて、原材料も確認しやすかったです。
個包装は確認できていませんが、ちいさいサイズも売っていました。
自分のためなら大容量、プレゼントや宅のみで提供するお土産などとして小さめを選ぶなども可能です!!
同じような揚げトウモロコシは、スーパーの自社ブランドにもありましたし、ミックスタイプもありました。
私はスーパーEroski(エロスキ)の「Maíces Quicos Fritos」170gも持ち帰りました。値段は2ユーロ前後でした。

こちらは食感が少し固めで塩味よりで、私はミスターコーンの方が好みでした。

こんな感じのミックスタイプも。でもトウモロコシだけのものが一番でした。
スペイン料理を再現できる調味料のお土産
帰国後もスペインの味を楽しみたいなら、スーパーの調味料売り場がおすすめです。
軽いものが多く、日本で料理をするたびに旅を思い出せます!!
料理が好きな方、またあの時の味を再現したいと思った方!ぜひ以下をご覧ください!!
私が特におすすめしたいのは、次の3つです。
② 魚のコンソメ(consomé de pescado)|パエリアを作るなら
本場のパエリアは、日本のシーズニングで作るものとは全然違う味でした。
家でパエリアを作るなら、魚のコンソメ(consomé de pescado)を買って帰るのがおすすめです。
私が買ったのはキューブタイプ。8個ほど入って1ユーロ程度ともう少し大容量で3ユーロ弱のものです。



左がバルセロナにあるレストラン「Casa Maians」のパエリア。
右は私が調理した物。見た目はあれですが、かなり本物に近い味を再現できましたよ!!(秘訣は魚のコンソメと、生のイカの肝です)
③ 燻製パプリカの粉(pimentón ahumado)|スペイン料理の再現に

パプリカ粉末と聞いて、ただ色を付けるだけの調味料のどこに価値があるのか?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
わたしもこの調味料を試すまではそう思っていました。。💦
実際に、タコのガリシア風、パエリア、ピンチョスなどスペインの料理にはよくパプリカの粉が使われています。
(ドイツやギリシャなどではパプリカ味のポテチがたくさん売っていました)
正直パプリカ味のポテチでパプリカ美味しい!!とは一ミリもなりませんでしたが、この燻製のパプリカ粉は、ひと味もふた味も違っていました。
これを使って作ったシイタケのニンニクオリーブオイル焼きやスペイン風オムレツなどは、一気にスペインの雰囲気をまとい、当時の雰囲気が頭の中で再生されました。
実は、スペインには、燻製パプリカの原産地呼称「Pimentón de la Vera」があり、甘口(dulce)から辛口(picante)まで種類があります(エストレマドゥーラ大学の資料より)。
こちらは甘口。スモークの香りが高いものの、辛味はほとんどなく、ほんのりとパプリカの甘味があります。
おすすめです。

こちらはグラナダのバルで頼んだタコのガリシア風。ふんだんにパプリカパウダーがかかっています。
仕上げにさっとかけると香りがたち、1ランク現地に近づいた味に仕上がります。(最近はマヨチーズトーストの仕上げにかけるのにはまっています)
④ オリーブオイル|小瓶セットが旅行中にも便利

オリーブオイルは、小瓶のセットがおすすめです。
私が買ったのは、La Española(ラ・エスパニョーラ)のエクストラバージンオイル。20mlの小瓶が5本つながったセットです。値段は2ユーロ弱でした。
一人旅中にもかさばらずに使えて良かったです!!
小瓶なら1本ずつ配れて、大きな瓶より軽く済みますしね☺
スーパーで買えるお酒のお土産
お酒好きなら、スーパーのワイン売り場は必ずのぞいてみてください。
地元のワインが、日本で買うよりずっと手ごろな値段で並んでいます!!
⑤ リオハの赤ワイン|手ごろな値段でもおいしい

スペインはワインの名産地で、手ごろな値段の赤ワインがたくさんあります。有名な品種はテンプラニーリョ。
特に、リオハ州に訪れる場合は是非、そこでこそ購入できるリオハワインを、日本で買うよりもお値打ちのお値段で買えますので、ワイン好きな方にはお勧めです。
リオハは、スペイン北部に位置する、厳格な基準をクリアした産地だけに与えられる最高位のD.O.Ca.(特選原産地呼称)に認定されたワイン産地です。
迷ったら、等級違いを1本ずつ購入してみて飲み比べをするのも楽しいでしょう。
というのも、リオハの赤ワインは熟成期間に応じて、次のように等級が分かれています。
ジェネリコ(Genérico、いわゆるホベン):1〜2年の若いワインで、フレッシュさと果実味が特徴
クリアンサ(Crianza):熟成2年以上(うち225Lのオーク樽で1年以上)
レセルバ(Reserva):熟成3年以上(うち樽で1年以上、瓶で6か月以上)
グラン・レセルバ(Gran Reserva):熟成5年以上(うち樽で2年以上、瓶で2年以上)
出典:リオハ原産地呼称統制委員会(Consejo Regulador DOCa Rioja)「Classification」(2026年11月5日確認。基準は変わることがあります)
ワインは飲むまで味がわからないのが難点ですが、実は、リオハ州のログローニョという街には一杯から様々な種類のリオハワインが2ユーロ前後で楽しめる、そして超絶美味しいタパスを提供しているバルストリートがあります。
そこで試してみて気になったワインをスーパーなどで手に入れるという方法もありますよ!!
📎併せて読みたい

赤ワインをCCレモンやファンタレモンなど、レモン味の炭酸で割ると、現地の定番微アルコール飲料「ティント・デ・ベラーノ」も日本で再現できますよ!

日本では見かけない銘柄に出会えるのも、スーパーならではです!!
⑥ チャコリ(Txakoli)|バスク地方の微発泡の白ワイン

チャコリは、スペイン北部のバスク地方を代表する白ワインです。
主に在来品種のオンダラビ・スリから造られ、さわやかな酸味と軽い微発泡が特徴です。
産地はゲタリア、ビスカヤ、アラバの3つで、それぞれに原産地呼称があります。
私が2026年6月28日に入ったスーパーBM Supermercados(Google Map)には、地元のお酒を集めた棚がありました。
チャコリは1本5.95ユーロ(約1,100円)から並んでいて、日本で買うよりずっと手に取りやすい値段。
私が買ったチャコリは左上の「Txomin Etxaniz」。日本でも買えちゃいますが、現地だと値段は半分くらいですよ。
番外編|友人おすすめのお菓子とグラナダの雑貨
番外編① ひまわりの種|友人おすすめのsabor Tijuana(ティファナ味)
こちらは、スペインに高校まで住んでいた友人とミスターコーンについて話していた時に、彼から教えてもらった、病みつきになると大絶賛のお菓子。
スペインから1つだけ持って帰れるならこれを選ぶと言っていました(笑)
殻つきのひまわりの種(pipas/ピパス)です。ティフアナ味が何かと言われるとわからないと言われましたが、ティフアナとはメキシコの街の名前。
香ばしい、メキシカン風のバーベキュー味に近いようです。
殻を取り除いて食べます。
彼は野球を現地でやっていて、試合観戦では必ず持って行ってたし、周りもこれを食べていたと言っていました。
唯一自分で試していないお土産なので番外編にしましたが、彼の熱量が尋常ではなかったのと、私のミスターコーン(ただしくはミステルコーンと発音)愛に理解を示してくれたので、挙げました!!
私はまだ食べられていないので、今後彼からお土産としていただく予定です。
番外編② グラナダの雑貨|幾何学模様のカップやコースター

食べ物以外なら、グラナダの土産物店に並ぶ幾何学模様の雑貨もおすすめです。
写真の店では、Granadaと書かれた小さなカップが2.50ユーロ(約460円)、丸いコースターのような雑貨が1.50ユーロ(約280円)でした(撮影時の値札)。
こういったデザインのお土産は意外と他の地方に行くと探すのに手間がかかりますので、直感的にいいな!と思うものがあったら迷わず買っちゃっていいかなと個人的には思います!!
私のおすすめのお土産屋さんはArtesanías Medina(地図は下に)です。
たくさんあるお土産屋さんそれぞれで似たような製品を見かけますが、このお土産屋さんがお値打ちで品揃え豊富でした。
まとめ|スペインのお土産はスーパーで探すのが楽しい
スペインのお土産は、スーパーのお菓子や調味料に、手ごろで楽しいものがたくさんあります。
この6選が、スペイン旅行の「何を買おう?」の参考になればうれしいです!!
以下補足
スペインのお土産を持ち帰るときに気を付けること
せっかく買ったお土産も、空港で手放すことになったら悲しいですよね💦
ここでは、帰国前に確認しておきたいことを3つにまとめました。
特に、100mlを超えるオリーブオイルとワインは、預け荷物に入れることを忘れないでください。
オイルやワインは預け荷物に入れる
国際線では、液体を機内に持ち込めるのは、100ml以下の容器に入れ、容量1リットル以下の透明な再封可能な袋に入れたものだけです(国土交通省の案内より)。
大きな瓶のオリーブオイルやワインのほか、瓶入りのペーストなども、迷ったら預け荷物に入れましょう。
瓶は衣類で包むと安心です。
お酒の免税は1人3本まで
帰国時にお酒が免税になるのは、20歳以上の人で1人3本(760ml換算)までです。
4本目からは税金がかかります。
出典:税関「海外旅行者の免税範囲」(2026年11月3日確認)
肉製品と生の果物は買わない
生ハムやチョリソなどの肉製品は、スーツケースに入れても持ち込めません。
生の果物や野菜も、多くのものが持ち込めません。スペインのオレンジは、現地で味わいましょう!!
判断に迷うものは隠さず、到着空港の検疫カウンターで確認してください。
持ち帰りのルールは、2026年11月3日に確認した情報です。変わることがあるので、出発前に公式サイトで最新情報を確認してください。円換算は、2026年6月の為替の目安(1ユーロ約185円)で計算しています。
出典:農林水産省「輸入動物検疫に係るよくあるお問合せ」/植物防疫所「輸入規制一覧(スペイン)」/植物防疫所「来日するあなたへのお願い」/国土交通省「液体物持込制限について(Q&A)」/エストレマドゥーラ大学の資料(Pimentón de la Vera)
スペイン発の便の液体の扱いは、利用する航空会社や空港の案内も確認してください。
