スペインで「食」や「ワイン」を楽しむ旅といえばサン・セバスチャンが超有名ですが、「本当にコスパよく極上のバル文化とワインを堪能したい」なら、実は「ログローニョ(Logroño)」が断然おすすめです。
スペイン屈指のワイン名産地「ラ・リオハ」の州都でありながら、日本人観光客にはまだあまり知られていない穴場スポット。今回は、ログローニョのバル街の圧倒的な魅力と、サン・セバスチャンからのリアルなアクセス方法をお届けします!
この記事はこんな人におすすめ!
スペインの穴場観光地「ログローニョ」とは?ワインの聖地ラ・リオハの魅力

スペイン北部に位置するログローニョ(Logroño)は、スペイン屈指のワイン名産地として世界的に知られる「ラ・リオハ(La Rioja)自治州」の州都です。
世界的ワイン王国「ラ・リオハ」の拠点

ラ・リオハ州は、スペインで最も厳格な品質基準を満たす最高格付け(D.O.Ca.)を最初に獲得したワインの聖地です。街の周りには広大な葡萄畑が広がり、歴史あるボデガ(醸造所)が点在しています。
工場見学をやっているボデガもあるので、併せて訪れるのも楽しいでしょう。(私は時間の都合で行けなかったので、バル街で飲み倒しました💦)
2. スペイン巡礼「フランスの道」の要所

ログローニョは、世界遺産でもある「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(フランスの道)」の重要な立ち寄り町です。通常では7,8日目に到着する場所にあり、ドミトリーのホテルでは、巡礼者しか受け付けていないところもあります。
歴史的な街並みと、巡礼者を温かく迎えるバル文化が根付いています。
3. スペイン屈指のバル街「ローレル通り」
旧市街にある「ローレル通り(Calle del Laurel)」はログローニョの大きな魅力の一つ。
いくつかの細い路地の両側に数十軒ものバルがひしめき合っています。
地元産の極上リオハワインは1杯1〜2ユーロ程度から楽しめます。極上の赤ワインはもちろん、爽やかな白やロゼもあります。
そして、絶品のタパスを超リーズナブルに味わえる、まさにグルメとワイン好きのための天国のような街でした。
主要都市からのアクセス
サン・セバスチャンからログローニョへのアクセス
私はサン・セバスチャンからログローニョへ、長距離バス(ヒメネスバス/Jiménez Movilidad)を利用して移動しました。(この区間のバスはこの会社しか運航していないようです)
有名なバス会社ALSAからも予約可能ですが、手数料が乗っかるので、直接HPからの予約が良いでしょう。
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約2時間の道のりです。

サンセバスチャンのバス停(地下)から出発します。
バス停への入り口のマップです。下に降りる階段があります(階違いですがスーパーもありました。)
そのほかにも入口がいくつかあります。

電光掲示板にログローニョ行きが表示されていました。
【注意事項】
Nasaというところにプラットフォームの番号が表示されます。出発は時間どおりですが、時間に余裕をもって到着することをお勧めします!

初めて利用した会社だったので不安でしたが、快適に問題なくログローニョに到着できました。
マドリード、バルセロナからのアクセス
マドリードやバルセロナからもバス(ALSA)や鉄道(RENFE)でアクセス可能です。お時間がある方は基本費用の安いALSAがおすすめです。
以下から確認してみてください!
バス予約サイト(ALSA)
鉄道予約サイト(RENFE)
ちなみにどちらも無料会員に登録すると初回予約割引があったりするので、そちらも利用してお得に旅行しちゃいましょう!!
ログローニョ観光のハイライト!名物バル街「ローレル通り」の楽しみ方
チェックインを済ませ、最も有名なバル街「ローレル通り(Calle del Laurel)」へ向かいます。

16時過ぎの様子です。バルが道の両側に並び、奥へと続いています。この時間でもすでにちらほらと楽しんでいる人がいます。
サン・セバスチャンやバルセロナほど観光客で混み合っておらず、地元の活気を肌で感じられるのも嬉しいポイントです。
お店紹介「一店一品」でハシゴ酒
ログローニョのバル街では、たった1つのメニューだけを扱うバルがいくつもあります。
以下のバルはすべてクレジットカード(タッチ決済)可でした。
支払うタイミングについて、地元の方は頼んだ時点ですぐに支払っいました(追加で頼まない)が、店を出る直前でも問題ありませんでした。※チップは要りません。
お酒が苦手な方も、ノンアルのビールや、ノンアルビールをレモネードで割ったクララシンアルコール、お水、モスト(ぶどうジュース)などは基本的にありますので安心して尋ねてみてください。
楽しむコツは、「1つの店で名物タパス1品とワイン1杯を楽しんだら、次の店へサクッと移動する」スタイルです。
私が訪ねたお店をおすすめとともにご紹介します!
Bar Soriano(マッシュルームのピンチョス) おすすめ度:★★★★★

大きなマッシュルームが三段重ねになり、天辺にエビがのった一品。オリーブオイル、塩、ニンニク、パセリの風味が濃厚です。熱々の肉厚マッシュルームはプリップリです。赤ワインに最高に合います✨
(ピンチョスは1.9ユーロでした。)
美味しすぎて、私は同日に2度行きました💦

メニュー表には地元のリオハワインを中心に、様々なタイプのワインがずらりと並んでいます。どれも1杯1.30〜2.40ユーロ程度(約200〜400円)という驚きの現地価格で楽しめます!
ワインの種類
| ワインの表記(種類) | タイプ | 特徴・おすすめポイント |
|---|---|---|
| BLANCOS JOVENES | 白(若いワイン) | すっきりとした爽やかな酸味が魅力の定番白ワイン。 |
| BLANCO FERMENTADO EN BARRICA | 白(樽発酵) | 樽の中で発酵・熟成させた白ワイン。コクと豊かな香りが楽しめます。 |
| VERDEJO | 白(品種名) | ハーブのような華やかな香りと、心地よい苦味が特徴の人気白ワイン品種。 |
| BLANCOS SEMI DULCES | 白(やや甘口) | ほんのりとした甘みがあり、ワインを飲み慣れていない方や食後酒にもぴったり。 |
| CLARETE | ロゼ(クラレテ) | リオハ伝統の製法で作られる、すっきりとして飲みやすいロゼワイン。 |
| TINTOS JOVENES | 赤(若いワイン) | 熟成期間が短く、フレッシュでフルーティーな果実味が特徴の定番赤ワイン。 |
| CRIANZAS | 赤(樽熟成) | 樽でじっくり熟成された赤ワイン。まろやかで深みのある味わいを楽しみたい方におすすめ。 |
🍷 ワンポイントアドバイス
どれを頼むか迷ったら、リオハワインの真骨頂であるCRIANZAS(クリアンサ)か、華やかな味わいのVERDEJO(ベルデホ)を注文しておけば間違いありません!
バルによって取り扱うワインが違います。上のメニューを参考になさってください!

入口の左側にあるマッシュルームのタパスのポスターが目印です。
Bar Ángel | Logroño (マッシュルームのピンチョス) おすすめ度:★★★★★

こちらも、マッシュルームのピンチョスのみを提供しているバルです!!私は正直どちらのお店のピンチョスも同じくらい美味しかったですし、歩いて1分くらいなので、違いを比べて頂くのも楽しいと思います!!
こちらのバル・アンヘルの方がバル・ソリアーノより広いです。
1人だと狭いバル・ソリアーノの方が居心地が良いかもしれません。
こちらではクリアンサとピンチョスで3.5ユーロでした。
赤ワインのメニューはこちら。

このほかに白ワインのメニューが別にあり、ドラフトビールもありました!
Bar El Perchas(豚の耳のピンチョス)おすすめ度:★★★★☆

続いては、豚の耳のピンチョスが出てくるエルペルチャスに来ました。
メニューは二種類で、辛くないオレヒータか、辛いオレヒータピカンテです。
私はオリジナルの味を知りたかったので、辛くないオレヒータとワインを注文。
厨房はカウンターとは別の部屋で、奥にあるようです。受け渡し口から出てきました。

豚の耳は初めてでしたので中身を見てみます。

見た感じは少し厚みのある豚バラの様です。実際に食べてみると、触感はコリコリとしていていました。味付けはシンプルで塩味ベースで薄味。しかし豚臭さは全くなく食べやすかったです。
周りを見ていると、辛いピカンテの方がたくさん頼まれていたので、そちらのが人気なんだと思いました!
ワインのメニュー


赤ワインとだけ言って頼んだらこちらのワインゴメス・デ・セグーラ(1.5ユーロ)が提供されました。
お会計は4.8ユーロ。なのでオレヒータのピンチョスは3.3ユーロとなります。
上の写真の張り紙にはクレジットカードの支払いは8ユーロ以上からと書かれていましたが、聞くと払えるということでしたのでクレジット決済しました。
Bar Lorenzo “Agus Tio”(豚のマリネの串焼き) おすすめ度:★☆☆☆☆

こちらは豚肉料理のバル。一押しメニューは豚のマリネのホットドッグや串焼きということで、私は串焼きとワインを注文。

熱々で、ワインに合う味付けでした。

お店の中はこのように、訪れた方々の写真が壁一面にびっしり貼られていました。人によって好みがあるかなと思いました。
忙しいタイミングだったからか、店員さんの態度はあまり良くありませんでした。
メニューは以下です。

行きたかったところ
他にもたくさんバルがありますが、評価は千差万別。営業時間も結構違うので、事前にご確認されてください!
実は、行きたいと思っていたバルがあったのですが、臨時休業でした。もし次に訪れることがあれば絶対に行こうと思っているところを2つ挙げます!!
Bar Jubera
ここでは、パタタス・ブラバスというフライドポテトにブラバスソースというものがかかったタパスが一押しのバルでしたが臨時休業でした。
Bar Sebas
メニューはいくつかあるようですが、このお店の一押しメニューの一つピミエント・レジェノ(ピーマンの肉詰め)が食べてみたかったです。スペイン風オムレツも人気の様です。
ログローニョを堪能するには1泊が理想
ログローニョの旧市街はコンパクトにまとまっています。バル巡りは昼頃から夜までという時間帯を考えると、1泊2日(サン・セバスチャンやマドリードからの日帰りまたは1泊)が理想だと思います!
モデルコース例
- 16:00 ログローニョ到着・ホテルチェックイン
- 18:00〜22:00 ローレル通りへ繰り出す。途中で街歩きなど
- 翌朝 旧市街の散策・巡礼路の雰囲気を味わって次の都市へ移動
※スペインのバルは夕方一度閉まり、夜は20:00〜21:00頃から本格的に賑わい始めます。
まとめ:王道に飽きたら「ログローニョ」へ行こう!
観光地化されすぎた定番都市に少し物足りなさを感じている方や、特にワインと美味しいものが大好きな方に、ログローニョは間違いなく刺さる街かなと思います!
- 極上のリオハワインと絶品タパスをお手頃価格でハシゴできる
- サン・セバスチャンやその他主要都市からのバス移動も快適でアクセス良好
- ローカルで落ち着いた雰囲気をじっくり味わえる
